商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | フランス書院/ |
発売年月日 | 2003/04/10 |
JAN | 9784829611784 |
- 書籍
- 文庫
熟母と家庭教師
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熟母と家庭教師
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商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
ねえ、どうすれば私はママに勝てる?
新堂作品を読破していないので断言出来ないが、もしかしたら最高傑作ではなかろうか。デビューして4作目。脂ののった活きの良さと勢いを感じる。思えばかの LED ZEPPELIN も "Stairway To Heaven"(天国への階段)を擁する4枚目が傑作だった...
新堂作品を読破していないので断言出来ないが、もしかしたら最高傑作ではなかろうか。デビューして4作目。脂ののった活きの良さと勢いを感じる。思えばかの LED ZEPPELIN も "Stairway To Heaven"(天国への階段)を擁する4枚目が傑作だった。そう、本作は読み手とそのムスコを天国へと誘う魅惑の階段である。始まりは、家庭教師である主人公への、生徒である娘の母からのあまりにもベタで露骨な誘惑。ベタ過ぎて苦笑するほどだがその理由は後に判明する。関係を結んだ2人は、この理由により急速にのめり込むことになる。この前半の時点で早くも定番のキッチンでのシーンが登場。なかなかいやらしい。出し惜しみしない作者の意気込みに拍手である。そして、母に対抗するように迫ってくる娘とも(母との約束を反古にして)結ばれる。新堂作品に共通して出てくるテーマに『嫉妬』があるが、後半はこの『嫉妬』が動きだす。まず主人公と娘との関係を看破した母が嫉妬とプライドから主人公との関係終了を宣言。そして、このテの作品には珍しく長期海外出張だった夫が一時帰国する(セリフもある)。夫婦の営みを知って主人公が大いに嫉妬、母を激しく求める。これに答える母とのガレージでのシーンは本作の白眉。立位で交わる2人はまさに獣。ああ、いやらしい。こうして関係が復活した2人の様子から全てを察して今度は娘が嫉妬、主人公に母のような色気を醸し出す方策を乞うのである。嫉妬が嫉妬を呼ぶ嫉妬の連鎖である。最後は主人公が娘に伝授したあるアイテムが意外な効果と結果を引き寄せ、母娘の和解とハッピーでハーレムな結末へと向かう。読後感はすこぶる良い。起伏に富んだ展開と様々な要素、じっくり描かれたいやらしいエッチシーンなど、誘惑系の基本素材を主菜に豊かな副菜が彩られて価格据え置きの贅沢弁当のようである。
DSK