回文堂 新潮文庫

かわいしのぶ(著者)

• 販売会社／発売会社: 新潮社/
• 発売年月日: 2003/03/01
• JAN: 9784101096216

商品レビュー

2022/08/01

回文も素晴らしいけど、添えられた絵（作者の？）も超いけてる。脱力ぶりが最高。作者のかわいしのぶさんは、もとグループのベーシストだって。
・耳かき、先が耳
・ビチ糞　削ぐチビ
・試しに絞めた
・松たか子、小型妻
・会話、卑猥か？
・イエーイ！遺影
・殺めたらだめやあ！
・イカはアドレス忘れドア破壊
・ストーブ、トス！
・デスメタルするため素手
・素敵！！カエル煮る絵描きです
・ダンサーさんだ！
・臀部しばし踏んで…
・笑う田中は酢飯好き。「あ、メシメシ！！」留守にする。シメシメ、空き巣示すは、彼方浦和
・富士で自負　　　　　などなど

2011/03/09

上から読んでも下から読んでも同じ、な「回文」の本です。はっきり申しまして、回文としてのレベルは低い。拗音発音は無視だし。「軽い機敏な子猫何匹いるか」を見たときの「すげぇぇえ！」感はありません。でも挿絵とセットになると、反則的に笑える。
「ムリ」めな回文を、その無理めな文章を無理やりイラストに成立させちゃうことで、「アリ」にしてるのです。やられた。

ちなみに私が一番すきなのは、「うどん運動」です。

2010/11/01

文字通り、回文がいっぱいの本。
回文と言うのは上から読んでも下から読んでも同じ文。
「しんぶんし」みたいなもの。
あっという間に読めちゃいます。
しかし、嵌るんですなぁ。。。。これは。　
ただ、清音と濁音を無視して作っているのは好きじゃないな。