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育母書 子育てにとまどうことありますよね
1,760円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 立風書房/ |
発売年月日 | 1999/07/05 |
JAN | 9784651710525 |
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育母書
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
人生で1日だけ好きな時に戻れるなら、子供たちが小さかったあの日に戻りたい、虫カゴをさげた小さな息子や、ぬいぐるみをカゴに入れて看護婦さんごっこをしている娘と一日中遊んで過ごしたい。というこの本の抜粋をTwitterで見かけて、とても読んでみたくなった。 かなり昔の本なので現代にそ...
人生で1日だけ好きな時に戻れるなら、子供たちが小さかったあの日に戻りたい、虫カゴをさげた小さな息子や、ぬいぐるみをカゴに入れて看護婦さんごっこをしている娘と一日中遊んで過ごしたい。というこの本の抜粋をTwitterで見かけて、とても読んでみたくなった。 かなり昔の本なので現代にそぐわない部分ももちろんあるが、今も昔も子どもの純粋な心、それを見つめる親の心は変わらないのだなと思った。 育児は難しくないし、今までの自分の人格を変える必要もない。そのままのあなたで、その喜怒哀楽を存分にお子さんに見せてあげて下さいという言葉は考えが凝り固まりそうになった時はいつでも思い出そう。 すごくグッときた一章があった。 運動はそんなに得意でなく、何事もじっくり型の息子さんがマラソン大会のために一生懸命走る練習をしていた。練習のかいあって、5位でゴールインするが、勢いあまってゴールで札をもらい忘れ6位になってしまった。学校では5位まで表彰されるので惜しくも表彰は逃したが、お母さんはその分おうちで、ご祝儀袋に5000円のお小遣いを入れて盛大に表彰式をしてあげた。 そこから何年も経ち、就職した息子が初任給からお小遣いをくれた。そのお小遣いはなんとあの時のご祝儀袋に入っていたのだ。マラソン大会の一件は嬉しく暖かな思い出となって、息子さんの心を育てた出来事だったのだなと感じた。 この話の結びは、「子どもは大きくなります。そして大人になってから自分が子ども時代に嬉しかったことを必ず自分の周囲の人に返していきます。」とある。自分も、子どもにはたくさんたくさん、素敵な思い出を作ってあげようと強く思ったエピソードでした。
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自分のカテゴリ、育児本にしようかエッセイにしようか一瞬迷ったくらい「説教くさくない」本です。 こういう行動をするときの子どもの気持ちはこう、親の望ましい反応はこうみたいな育児書にありがちなそういう話もなし(だと思う。あっても印象に残らない感じ) ただ子どもの「いま」を大事にする...
自分のカテゴリ、育児本にしようかエッセイにしようか一瞬迷ったくらい「説教くさくない」本です。 こういう行動をするときの子どもの気持ちはこう、親の望ましい反応はこうみたいな育児書にありがちなそういう話もなし(だと思う。あっても印象に残らない感じ) ただ子どもの「いま」を大事にする。 子育てを終わった筆者が書く「いま」の子どもの姿が想像できるから(もちろんそれは決して悪い意味ではなく)、過ぎていったあとで確実に「こんな時代があった」と懐かしむ「いま」を大切にしたいと思う。そんな風に考えさせてくれる本でした。 QA的な方法論ではなく、ただ素直に子どもと過ごせるこの時間を大切にする気持ちを思い出させてくれた。もうすこしこの人の本を読んでみたいな。
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★二つだけど、正直、涙しちゃった・・・ 子供はのびのび、お母さん見守ってあげよう!ってのが主旨。 字数がやたら多くて、この人とにかく書くのが好きなのね、という印象。 実際、文も上手です。 j自分の子供時代(たぶん60年位前)、自分の子供の育児にもかなりのページを割いてい...
★二つだけど、正直、涙しちゃった・・・ 子供はのびのび、お母さん見守ってあげよう!ってのが主旨。 字数がやたら多くて、この人とにかく書くのが好きなのね、という印象。 実際、文も上手です。 j自分の子供時代(たぶん60年位前)、自分の子供の育児にもかなりのページを割いている。 そんな自分のことばっか語っても・・・と思わなくもないが、泣ける話も多いのでよしとしよう。嫌味じゃないし。 しかしね~、いまどきのお母さんは、これで癒されても実践は別問題でしょう。 子供は伸び伸び育つのが一番、お母さんも一緒に育っていこうね、って言ってもね・・・。 私自身もそうだけど、子供のころは5,6歳から勝手に外に行って、山や林で好きなだけ遊んで、こういう外の自由な時間が今思えば活力のようなものになっていたんではないかと思う。親はだいたい、仕事や家事で子供のことなんて二の次だったというのが実情じゃないかと思うけど、結果的に子供にはいい息抜きになっていたんだろうね。 でも、こういう育ち方は現代ではたぶんもう不可能に近い。 今は本当に、親も子供も息がつまる。これは実感としてわかる。 「勝手に遊んできな!」って言えないもの。私の住んでるカナダなんて特にそう。 じゃあどうすればいいのかって、こういう本を読んでもわからないでしょう。 トイレにでも置いて、毎日眺めて自分の行い(育児)を矯正するしかないのか。
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