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人を伸ばす力 内発と自律のすすめ
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人を伸ばす力 内発と自律のすすめ

エドワード・L.デシ(著者), リチャードフラスト(著者), 桜井茂男(訳者)

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人を伸ばす力 内発と自律のすすめ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新曜社
発売年月日 1999/06/15
JAN 9784788506794

人を伸ばす力

¥2,640

商品レビュー

4.6

50件のお客様レビュー

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2024/06/24

人の意欲と能力を伸ばす力は何か? アメとムチではなく、課題に自発的にとりくむ「内発的動機づけ」と、自分が自分の行動の主人公となる「自律性」が重要性と説きます。 実証的に書かれた本書は、自己の成長を願う人々はもとより、成長をたすける立場にある親や教師、管理者にとっても有効です。 ...

人の意欲と能力を伸ばす力は何か? アメとムチではなく、課題に自発的にとりくむ「内発的動機づけ」と、自分が自分の行動の主人公となる「自律性」が重要性と説きます。 実証的に書かれた本書は、自己の成長を願う人々はもとより、成長をたすける立場にある親や教師、管理者にとっても有効です。 自律性や人生の経験を制限するもう一つの基準として、幸福になることが人生で欲しいもののすべてであるという信念があげられる。これはあいまいな表現で、おとぎばなしの結末に使われる言い方である。実際には、幸福はわれわれが思っているほどのものではないし、ほとんどの人はいつも心底幸福でいたいと思っているわけではない。人は、恐怖を与えたり、悲しませたり、嫌悪を感じさせたり、怒らせたりするような、しばしば心をかき乱すような映画やオペラに行く。これらの感情を経験することには、劇場の安全で快適な環境であれ、ヒマラヤの危険な峠であれ、多くの人に訴えるものがある。人はさまざまな感情を求めている。望ましい感情とともに、いわゆる望ましくない感情も。恐怖は幸福ではない。悲しみや嫌悪、怒りもそうではない。また、怒りや嫌悪が人を幸福にするというのは意味をなさない。人にとって自然なことは何か、人が求めることは何か、人の発達を促進するものは何かを表すには、幸福というのは不適切な概念である。 ー 262ページ

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2023/11/05

この本には希望がある。なぜなら、自分たちのために、子どもたちのために、学生のために何ができるのか、社会のために何ができるのかを提示しているからである。

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2023/08/07

内発と自律のすすめ、と副題にある。内発的動機づけとは、その行動自体を喜びとし、楽しむことだ。勉強にしても仕事にしても、やらなければならないことはある。でもそこにご褒美であったり、手当、報酬をつけると、とたんにその行動は報酬のためにやらなければならないこととなり、その行動自体の喜び...

内発と自律のすすめ、と副題にある。内発的動機づけとは、その行動自体を喜びとし、楽しむことだ。勉強にしても仕事にしても、やらなければならないことはある。でもそこにご褒美であったり、手当、報酬をつけると、とたんにその行動は報酬のためにやらなければならないこととなり、その行動自体の喜びは損なわれる。そんな例を実験結果を交えて、解説してくれる。学校で成績をつけるとか賞を与えるとか、あるいは会社で難しい仕事、めんどくさいことに手当をつけるって、勉強や仕事そのものに対する意欲の視点からみると、ぜんぶやっちゃいけないことだったんだね。  でも、だからって仕事でいえば、報酬なしでの仕事は、どんだけブラックなんだよ、という話になってしまう。なかなか難しいところだ。そこで大切にしなければならないのは、自律して考え、行動できるかどうか。いやな仕事においても、それを命じる側が、働き手とって内心敬遠していることを理解しているとか、そのうえでやってもらわなければならない重要な仕事なんだという認識をしめすと、動機づけの面ではずいぶんポジティブになるのだそうな。  こういう本を読んだからと言って、常に正しい判断ができるとは限らないし、完全に正しくあろうと思えば、なにも行動できなくなるだろう。せめて、本書でいわれているようなこともあるんだ、ということを踏まえた意識は持っていたい、かなぁ。いつも正しいことはできないにしてもさ。  面白かったし、刺激的だった。  本書はもっと知られ、読まれるべき内容を持っていると思うんだけど、そんなにメジャーでもないのかなぁ。

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