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西風がふくとき おばあちゃんとの日々 文研じゅべにーる
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西風がふくとき おばあちゃんとの日々 文研じゅべにーる

ポーラフォックス(著者), 清水奈緒子(訳者), 村田収

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西風がふくとき おばあちゃんとの日々 文研じゅべにーる

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文研出版/
発売年月日 1999/06/30
JAN 9784580812383

西風がふくとき

¥1,430

商品レビュー

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2018/10/09
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※このレビューにはネタバレを含みます

少女と祖母の交流、そしてタイトルの「西」という方角からして、どうも『西の魔女〜』と共通項が多い。内容も、少女が親と離れて祖母とともに自然(こちらは島)の中で暮らすこと、隣人との関係、そして祖母の死など、どうして、こんなに重なるのかな、と思う。 もちろん、それぞれの少女が、祖母と田舎暮らしの中で何を感じ、何を掴むのかは、少しずつ違っているわけだが、もしかすると、祖父母のもとというのは、子どもにとって「避難所」となり得るのかな…と思ったりする。 西風では、島の唯一の隣人であるハーキマー家の人々、特にアーロン少年と弟のように過ごしたり、その家の年上の少女ダードリーの複雑にひねくれた性格に接し、その形成について思い致すことなどで、自分の家庭を客観的に見たり、最近、生まれたばかりの自分の弟に対しても対応が変わってくるなど、『西の魔女』より、経験の度合いが多岐にわたっている。祖母の性格も、魔女はいつでも賢く優しいが、西風の祖母は気まぐれだったり、気難しかったりもする。自分の死を前に、孫と話をしながら、これで良かったのかと自分の生き方に思いめぐらすこともあった。ある意味、人間的だと言えるだろう。 主人公のエリザベスは、祖母との島の生活、アーロンやダードリーとの関係性を経て、明らかな成長が見られた。 原書には「この夏、エリザベスにとって、すべてが変わるだろう」というコピーが付されていたというが、偽りはないと思った。

Posted by ブクログ

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