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芸術は爆発だ! 岡本太郎痛快語録 小学館文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 1999/10/05 |
| JAN | 9784094036718 |
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芸術は爆発だ!
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芸術は爆発だ!
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商品レビュー
4.2
20件のお客様レビュー
太郎さんで最初に読んだ本
学生時代たくさん太郎さんの書物を読みましたがこの本のインパクトは忘れません!やっぱり敏子さんは太郎さんの良き理解者だと思います。
全部のせ
ぼくも過去にTAROの魔性のカリスマ性に「カブれた」人間なので後ろめたく思いつつ言えば、岡本太郎の言葉を単独で読むのは危険だ。彼の言葉がどのような文脈で発され、どのような意図をはらんでいたか見えなくなるきらいがあるからだ。この本は有名な「芸術は爆発だ」などの言葉の背景を、彼と伴走...
ぼくも過去にTAROの魔性のカリスマ性に「カブれた」人間なので後ろめたく思いつつ言えば、岡本太郎の言葉を単独で読むのは危険だ。彼の言葉がどのような文脈で発され、どのような意図をはらんでいたか見えなくなるきらいがあるからだ。この本は有名な「芸術は爆発だ」などの言葉の背景を、彼と伴走してきた岡本敏子氏がひらたく説明しその魅力を見事に増幅させたこころみとして読める。微笑ましくなるこまやかなエピソードまで紹介できるのはさすがで、ここからあらたなファンを増やす可能性もある実に困った本。ぼくも彼(ら)の信者になりそう
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岡本太郎(1911~1996年)氏は、漫画家の岡本一平、歌人で小説家のかの子の長男として生まれ、小学校には馴染めずに何度も転校した後、慶應幼稚舎で理解ある教師に巡り合い、慶應普通部を卒業し、東京美術学校に進んだが、一平の転勤に伴ってパリに渡った。パリでは、(パリ大学)ソルボンヌ大...
岡本太郎(1911~1996年)氏は、漫画家の岡本一平、歌人で小説家のかの子の長男として生まれ、小学校には馴染めずに何度も転校した後、慶應幼稚舎で理解ある教師に巡り合い、慶應普通部を卒業し、東京美術学校に進んだが、一平の転勤に伴ってパリに渡った。パリでは、(パリ大学)ソルボンヌ大学で美学を学び、美術団体アプストラクシオン・クレアシオン協会に参加して、ピート・モンドリアン、ワシリー・カンディンスキーらと出会い、また、「何のために絵を描くのか」という問題意識から、文化人類学者マルセル・モースの下で民族学を学び、思想家ジョルジュ・バタイユらとも親交を深めた。1940年にドイツのパリ侵攻をきっかけに10年振りに日本に帰国した後、徴兵され、中国で5年を過ごしたが、復員後、「新しい芸術は岡本太郎から始まる」と宣言して再び制作を始め、1970年の大阪万博の「太陽の塔」で一般人の間でも有名になり、その後、TV番組やCMにも頻繁に登場するようになった。 岡本敏子(1926~2005年)氏は、東京女子大文理学部卒、出版社勤務を経て、岡本太郎主催の会で太郎と親しくなり秘書となった。事実上の妻で、後に太郎の養女となった。 本書は、50年に亘り太郎の公私を傍らで見てきた著者が、太郎があちこちで語り、記した言葉・文章の中から選び、その背景や真意を綴ったもので、著者は「はじめに」で次のように語っている。「あの独特な肉声の魅力を、片鱗でもいいから、人に伝えたい。あの言葉は、こんな時に、こんな風に出てきたのよ、と。言葉の背景には、いろいろな場面や状況がある。そこに、なま身の岡本太郎が生きている。あの魅力的な岡本太郎。それを一人占めしているのはあまりにも勿体ないので、思い出すままにまとめてみようと思う。」 また、本書の構成は、第1部:岡本太郎の人生 1911-1945、第2部:岡本太郎の恋愛論、第3部:岡本太郎の人生 1946-1996、となっており、第1部と第3部を併せて、太郎の伝記的にも読むことができる。 私は、暫く前に太郎の書いた『自分の中に毒を持て』、『今日の芸術』を読んでおり、今般偶々新古書店で本書を目にして読んだのだが、上記の通り伝記的に書かれているため、太郎が如何にして太郎となったのかがよくわかったし、また、太郎の最も傍にいた、太郎の最大の理解者・賛同者の目を通して、太郎の魅力を改めて感じることができた。 また、読んだ後、もう少し岡本太郎を見たく、川崎市岡本太郎美術館にも足を運んでしまったのだが、太郎は『今日の芸術』の中で、芸術は「うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない。」と語っており、確かに、決して心地よくはないにもかかわらず、なぜか繰り返し見たくなる、不思議な作品達であった。 太郎の伝記として、また、最大の理解者の目を通して太郎を知ることができるものとして、意義のある一冊である。 (2023年4月了)
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