商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1999/10/30 |
JAN | 9784163187600 |
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てのひらの闇
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てのひらの闇
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商品レビュー
3.9
14件のお客様レビュー
書棚より抜き出し、20年ぶりに再読。 『テロリストのパラソル』で史上初!乱歩賞と直木賞をW受賞した著者の3作目。 元暴力団の息子で現在は大手食品メーカーの宣伝課長という、ちょっとありえないような設定の男が主人公。 冒頭、雨の夜酔いつぶれて、風邪を引いた情けない登場の仕方をする。 ...
書棚より抜き出し、20年ぶりに再読。 『テロリストのパラソル』で史上初!乱歩賞と直木賞をW受賞した著者の3作目。 元暴力団の息子で現在は大手食品メーカーの宣伝課長という、ちょっとありえないような設定の男が主人公。 冒頭、雨の夜酔いつぶれて、風邪を引いた情けない登場の仕方をする。 発熱に耐えながら、会社の恩義ある会長が自殺した謎を明かすべく奔走する。 20年前の作品なのに、少しも古さを感じさせないで読むことができる。主人公や、彼の周りの人物設定がしっかりとされているからだろう。 続編があるようなので、読んでみよう。
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「テロリストのパラレル」以降、藤原伊織は読んだことなかったが、図書館でなんとなく目についたので読んでみた。ラストは一気に読ませてくれた。自分もオッサンになってきたせいか、渋いオッサンが活躍する作品は感情移入できる。続編もあるので期待。
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人の良い会長の自殺を発端に会長が隠してきたプライベート、企業の裏側などを主人公が暴いていく。 こういうハードボイルドを読みはじめてまだ短いのだけどなぜこうも主人公はヤクザと深い関係があり、喧嘩がめっぽう強いのだろう。とふと思ってしまいました。それがハードボイルドの醍醐味なのかなぁ...
人の良い会長の自殺を発端に会長が隠してきたプライベート、企業の裏側などを主人公が暴いていく。 こういうハードボイルドを読みはじめてまだ短いのだけどなぜこうも主人公はヤクザと深い関係があり、喧嘩がめっぽう強いのだろう。とふと思ってしまいました。それがハードボイルドの醍醐味なのかなぁ。これからもっと読んで確かめていきたい。 銃撃戦とかそういうのはなく、調査を重ねていき事実を突き止めるのだけど、調査に訪れる場所がこんなに少なくても、そんな重大な事実にいきつけるのかと。主人公がキーパーソンとつながりがあったり、会社ではお偉いさんと仲良しだったりってのもあるのだろうけれども、いいのかなこれで。
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