商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 1999/02/09 |
JAN | 9784167105808 |
- 書籍
- 文庫
坂の上の雲 新装版(五)
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坂の上の雲 新装版(五)
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4
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ロジェストウェンスキ…
ロジェストウェンスキー率いるバルチック艦隊がやってきますが、日英同盟のイギリスの協力もあり、艦隊の動きは非常に鈍く、士気も上がりません。世界的にまだまだ後進国であるアジアの小国日本を応援しようとする雰囲気が一部にあったことが良く分かります。
文庫OFF
坂の上の雲、5巻。 いよいよ二〇三高地の決戦。 旅順攻略がこんなにも困難を極めた原因は、司馬遼太郎の筆から見るに、どうしても第三軍司令部の、とくに参謀長の無能さによるところが大きいと思えてしまう。それに見合う資料をもとに書いているのでしょうが、ここまでけちょんけちょんだとちょっ...
坂の上の雲、5巻。 いよいよ二〇三高地の決戦。 旅順攻略がこんなにも困難を極めた原因は、司馬遼太郎の筆から見るに、どうしても第三軍司令部の、とくに参謀長の無能さによるところが大きいと思えてしまう。それに見合う資料をもとに書いているのでしょうが、ここまでけちょんけちょんだとちょっと気の毒になるくらいだ。 それに対して、児玉源太郎に対する書き方のカッコ良いこと。 黒溝台の章で少しだけ秋山好古がでてきたが、5巻のヒーローは児玉源太郎だった印象が強い。 それからバルチック艦隊の航行。 想像以上に大変だったんだな。 そして想像以上に日英同盟が効いてたんだな。 全編わりと細かすぎるぐらいの描写や、その後やその周辺について余談がめちゃくちゃ多くて、この巻はなかなか読み進まなかった。 1次資料、どれだけたくさん当たって書いたんだろう…。 凄いけど、正直ちょっと退屈だったな。 ともあれあと3巻、 そして日露戦争も佳境中の佳境。 シンプルに戦闘のしんどい表現も多いけど、頑張って読むぞ。
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【30年ぶりに読む「坂の上の雲」】 第五巻は「二〇三高地」「水師営」「黒溝台」など。甚大な死傷者を出しながらようやく二〇三高地を奪還した日本軍。乃木が詠んだ「爾霊山」の漢詩が染みる。バルチック艦隊は様々な妨害を受けながらアフリカ喜望峰を回り日本に向かっている。 組織、特に官僚機構...
【30年ぶりに読む「坂の上の雲」】 第五巻は「二〇三高地」「水師営」「黒溝台」など。甚大な死傷者を出しながらようやく二〇三高地を奪還した日本軍。乃木が詠んだ「爾霊山」の漢詩が染みる。バルチック艦隊は様々な妨害を受けながらアフリカ喜望峰を回り日本に向かっている。 組織、特に官僚機構の退廃を現代のHRMに置き換えながら令和に読み返す「坂の上の雲」。六巻に進もう。
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