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ヘブライ語のすすめ
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ヘブライ語のすすめ

池田潤(著者)

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ヘブライ語のすすめ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ミルトス/
発売年月日 1999/04/10
JAN 9784895860192

ヘブライ語のすすめ

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商品レビュー

3.5

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2022/07/18

筑波大学教授、池田潤 著。 筑波大学の大学院科目「現代ヘブル語文化研究IA」「現代ヘブル語文化研究IB」「現代ヘブル語文化研究IIA」の指定参考書。 要点と現実問題とのバランスが良い。 文法の要点を絞ってシンプルにまとめられており、速習できる。簡単な例文を示して比較しやすく、練...

筑波大学教授、池田潤 著。 筑波大学の大学院科目「現代ヘブル語文化研究IA」「現代ヘブル語文化研究IB」「現代ヘブル語文化研究IIA」の指定参考書。 要点と現実問題とのバランスが良い。 文法の要点を絞ってシンプルにまとめられており、速習できる。簡単な例文を示して比較しやすく、練習問題が章末に付されている。一方で、よもやま話に興味を惹かれる。文字の成り立ちの由来から、著者のイスラエル生活のエピソードまで語られ、簡素な語学テキストでは決して無い。 文法の原則から外れた、踏み込んだ内容にも言及する。書きことばと話しことば、お堅い文章とくだけた会話の違いや、詩的表現が比較・紹介され、実態がわかって良い。小説から抜粋した長文読解や、聖書の精読に丁寧な解説が付き理解が深まる。 文字には母音記号を付けず、代わりにローマ字でルビが振ってある。ヘブライ語では文字は右から左に書くのに、ルビは左から書かれていて読みにくいのが残念である。日常的に使われる白文に慣れるためには、どうせならルビは赤字にして赤シートで隠しながら確認できると効果的だったのではないかと思う。 目次 ○ヘブライ語の話 1.ヘブライ語はどんな言語か 2.ヘブライ文字の起源 3.ショレシュ(語根)の力 4.ヘブライ語・イスラエル・ユダヤ人 5.奇跡のリバイバル 6.イスラエル式コミュニケーション 7.外来語を嫌うヘブライ語 ○ヘブライ語の手ほどき 8.文字と発音 9.構文① 10.代名詞 11.名詞 12-13.時制 14.修飾① 15.数字 16.休憩:ヘブライ語の時間 17.ビンヤン 18-19.弱変化 20.不定詞 21.修飾② 22.構文② 23.その他の事項 24.休憩:ヘブライ語のスタイル 25.長文読解 ○聖書を読む 26.現代ヘブライ語で聖書は読めるか 27.聖書ヘブライ語の時制転換 28.ふたつの創造物語? 29.創世記を読んでみよう 30.聖書の詩文を味わおう

Posted by ブクログ

2012/12/07

どちらとも言えない.良い所もある.本書はタイトルからして“ヘブライ語へのいざない”といったところ.そこそこ踏み込んでいて勉強にはなった.しかし,どれも説明が中途半端で完結せず,混乱させられる節があり,評価に困る. 本書は入門書以下でかつ単なる紹介以上,といったところか.たとえば本...

どちらとも言えない.良い所もある.本書はタイトルからして“ヘブライ語へのいざない”といったところ.そこそこ踏み込んでいて勉強にはなった.しかし,どれも説明が中途半端で完結せず,混乱させられる節があり,評価に困る. 本書は入門書以下でかつ単なる紹介以上,といったところか.たとえば本書が英訳されたとすれば,ほとんど誰も買わないと思う.英語であれば,独立した立派な聖書ヘブライ語の入門書が幾つもあるからだ.結局,日本語で読めるということが一番の取り柄になる.あと最初の四方山話はそこそこ面白い. 現代ヘブライ語が中心であって,聖書ヘブライ語は第三部で30ページほどしか扱われない.日本の「ヘブライ語」とタイトルにある本はほとんどそう.聖書ヘブライ語の学習だけを志すなら,やはり英語で書かれた入門書を手に取ることになる.本書は副読本の一冊としてあると良いのかもしれない.

Posted by ブクログ

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