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落語百選(冬) ちくま文庫
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落語百選(冬) ちくま文庫

麻生芳伸(編者)

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落語百選(冬) ちくま文庫

1,045

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1999/04/22
JAN 9784480034540

落語百選(冬)

¥1,045

商品レビュー

4.1

10件のお客様レビュー

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2022/12/31

落語というと、おじいさんが早口で何かしゃべってるくらいのイメージしかありませんでしたが(^^;、北村薫さんの「私」シリーズを読んだ頃に興味を持ちこの本を読みました。 * * * 本書はセリフが多いので読みやすく、活字なので聞きにくかったところも理解しやすいかと思います。 この冬編...

落語というと、おじいさんが早口で何かしゃべってるくらいのイメージしかありませんでしたが(^^;、北村薫さんの「私」シリーズを読んだ頃に興味を持ちこの本を読みました。 * * * 本書はセリフが多いので読みやすく、活字なので聞きにくかったところも理解しやすいかと思います。 この冬編は「芝浜」が最高です。 怠け者の魚屋が浜で財布を拾うが…。という人情噺で、特におかみさんとの掛け合いに心が温まり 年末になると読み返したくなる名作です。 麻生さんの解説も落語愛があり、時代背景や作品の由来などについても勉強になります。 他にも有名な「千早振る」や「粗忽長屋」、年末年始感のある「薮入り」「初天神」などで江戸の雰囲気が味わえます。 * * * 2022年お読みいただきありがとうございました。 皆さまよいお年をお迎えください。

Posted by ブクログ

2020/02/24

江戸落語を集め、それぞれに解説も付いている。 会話形式なので疲れることなく読め、べらんめぇ口調も楽しい。 印象に残ったのは人情話風の「文七元結」、「芝浜」、馬鹿馬鹿しいが自由奔放なノリとリズムが楽しい「弥次郎」、火災の多かった江戸ならではの火消しや火の用心をテーマにした「鼠穴」、...

江戸落語を集め、それぞれに解説も付いている。 会話形式なので疲れることなく読め、べらんめぇ口調も楽しい。 印象に残ったのは人情話風の「文七元結」、「芝浜」、馬鹿馬鹿しいが自由奔放なノリとリズムが楽しい「弥次郎」、火災の多かった江戸ならではの火消しや火の用心をテーマにした「鼠穴」、「二番煎じ」、大晦日の借金清算にちなむ人世諸相を描いた「掛取万歳」など。 中でも、人の命を救う誠実さ、それに打たれた人がとる計らいを語る「文七元結」、雪の降る大晦日、除夜の鐘を聴きながら夫婦差し向かいで、心が通じあうラストが素晴らしい「芝浜」は秀逸。    

Posted by ブクログ

2017/01/28

落語を読んだのは初めてで時代背景などの知識もなく、少し読みづらくも感じたのですが、どの噺もおもしろかったです。落語を読むのもいいですが、やっぱり、実際に聞いて、見てみたくなりました。 一番印象に残っているのはSF落語の『首提灯』で、落語家さんがどうやって演じるのか気になりました。

Posted by ブクログ

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