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日本を決定した百年 附・思出す侭 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 1999/12/18 |
JAN | 9784122035546 |
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日本を決定した百年
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日本を決定した百年
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
山形の旅館に置いてあった、しょうゆ色に焼けた単行本を読了。 明治維新から太平洋戦争後のおよそ100年がかなりざっくりと、しかし要点がかいつまんで語られていてたいへん読みやすい。 個人名が少なく、個人の業績に焦点を当てていない点が読みやすさを生んでいると思う。 なんだかんだ、日本...
山形の旅館に置いてあった、しょうゆ色に焼けた単行本を読了。 明治維新から太平洋戦争後のおよそ100年がかなりざっくりと、しかし要点がかいつまんで語られていてたいへん読みやすい。 個人名が少なく、個人の業績に焦点を当てていない点が読みやすさを生んでいると思う。 なんだかんだ、日本はこの100年をうまく乗り切ったなぁ、と思う。 以降の自虐史観がすでに太平洋戦争の終戦直後に芽生えていたのは、アメリカ&共産主義者がいかに周到だったかを物語っている。 たとえば現在、世界中に蔓延している疫病に対して日本及び日本人は他国に比してすごくよく対処していると思うのだが、政府や自分らに対しての批判が多く、評価が低いのは、戦後GHQによって植え付けられた「日本はダメな国」というWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)がいまだに根を張っているからだと思った。
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2年前の夏より、自国について知らないと、世界と渡り合えないと感じており、様々な本を読んでいる。 かなり稚拙なレビューになる可能性が高いが、許していただきたい。 この本は、あの吉田茂元首相が、近現代史について述べている。 最初の130ページで、幕末からの政治家の想いや世界情勢の変...
2年前の夏より、自国について知らないと、世界と渡り合えないと感じており、様々な本を読んでいる。 かなり稚拙なレビューになる可能性が高いが、許していただきたい。 この本は、あの吉田茂元首相が、近現代史について述べている。 最初の130ページで、幕末からの政治家の想いや世界情勢の変化が端的にまとめられており、大変勉強になった。 その後、50ページほどで、主に近代の日本を外国人はどう見ていたのか、その言葉が引用されており、少し引いた目線で近代日本をとらえることができた。 最後に、本書の半分を割いて、吉田茂さんの政治家人生を振り返る。 あらゆるままに書いており、当日の一政治家が何を考えていたのかを読み解くことができるので、大変興味深かった(少し難解だったが)。 以上のように、実際に国を動かしていった政治家の考えたプロセスを知り、近現代史を理解する一つの大きなアプローチとなる名著である。
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戦後日本を造った元首相吉田茂氏自らが著した論文「日本を決定した百年」。エンサイクロペディアブリタニア(1967年版)に掲載されたものに手を加えたものである。 明治初期から1960年代までの百年間の政治について論じたもので、文章が明快・平易で力強いことに感動した。 当時から半世紀...
戦後日本を造った元首相吉田茂氏自らが著した論文「日本を決定した百年」。エンサイクロペディアブリタニア(1967年版)に掲載されたものに手を加えたものである。 明治初期から1960年代までの百年間の政治について論じたもので、文章が明快・平易で力強いことに感動した。 当時から半世紀近く経ったが、日本の政治体制や官僚機構のあり方はあまり変わっていないなと思う点が多い。あれからの50年を吉田氏が論じるとしたら、どういうコメントをするのだろうか。
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