満月みゆき御殿 『GB』中島みゆきファイルfrom 1980

宇都宮美穂(著者), 河合美佳(著者), こすぎじゅんいち(著者), 田家秀樹(著者), 萩原健太(著者), 平山雄一(著者), 藤井徹貫(著者), 前田祥丈(著者)

• 販売会社／発売会社: ソニーマガジンズ
• 発売年月日: 1999/03/20
• JAN: 9784789713559

商品レビュー

2009/01/10

【目次】
　はじめに
第一章　歌姫
　ヒースの丘を歩きつかれてピアノからギターに持ちかえたのよ。／お子様ランチも寝そべりもアタシは徹底したいのよ。／お元気ですか？そろそろシングルが完成って聞きましたけど。／中島みゆきのクロス・カウンターが時間切れ。60分3本勝負。／“つづき”というものは，突然始まるものなのです。／“あの娘ﾅｶｼﾞﾏﾐﾕｷ”を囲む暗い男たちの陽気な晩餐会顛末記／『予感』／『明日を撃て！』−−自分勝手なこと，やらせてもらおうと思ってます……。／300年の孤独『はじめまして』／みゆきはぼくらひとりひとりを見た。／のぅさんきゅう つきあってみたい明日は見えたのだろうか。／御色なおし／『御色なおし』は新しい“みゆき歌”への盛大な祝福です，うん。／孤独を重ね合うのは，一瞬。／忘れてはいけないことが必ずある。口に出すことができない人生でも−。／夢も欲望もすべてあの“歌姫”のように。／五番目の季節。／絵文字ビデオの舞台裏から，みゆきパワーを感じてほしい。／“別れうた唄い”は果たして還ってきたのか？／『３６．５℃』／歌暦Page '86恋歌／大いなる利己主義だったりして……。／みゆきの背中(ｹﾞﾝﾌﾞﾝﾏﾏ)がどんどん大きくなっている。／みゆきは「強さ」というキーワードをものにした。／ＳＵＰＰＩＮ ’８７／NEW YORK REPORT／新たな問いの出発点／Good-bye Girl／野うさぎのように
第二章　夜会
　夜会／夜を往け／ＮＩＧＨＴ ＷＩＮＧＳ／夜会 １９９０／歌でしか言えない／夜会 1991 ＫＡＮ−ＴＡＮ（邯鄲）・カーニヴァル １９９２／Ｅａｓｔ Ａｓｉａ 中島みゆき−浅い眠り／夜会VOL.4金環触／Tour ＥＡＳＴ ＡＳＩＡ・ＬＯＶＥ ＯＲ ＮＯＴＨＩＮＧ／夜会VOL.6 しゃんぐりら・ＬＯＶＥ ＯＲ ＮＯＴＨＩＮＧ concert tour '95／『夜会」から生まれた歌をストーリーから自由にしてあげたくて 翼ではばたくように／大吟醸／パラダイス・カフェ／CONCERT '97 パラダイス・カフェ／夜会VOL.9 ２／２
書き下ろし
　〈忘れない〉人／「再生の歌」を／「夜会」の10年
インタビュー　「夜会」というコンサートのこれから
資料編

2006/04/19

GB誌に掲載されたインタヴューと記事を47本収録したものだ。
アルバム「生きていてもいいですか」を発表した80年から、夜会の9回目である98年の「2/2」まで。およそ20年間の記事である。読み応え抜群だ。本も実際に分厚い。所謂みゆきファンが呼ぶ「ご乱心の時代」から独自の表現活動となった夜会までを、みゆき本人の言葉で知るには最適なテキスト。