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ボクもクレヨンしんちゃん LDの息子とともに歩んだ12年
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 教育史料出版会/ |
発売年月日 | 1999/03/15 |
JAN | 9784876523566 |
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ボクもクレヨンしんちゃん
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
LDのお子さんが、いるご夫婦の実体験を本にした話。 でもこの本が書かれたのって随分、昔なので、LDの概念は今とはちょっと違う……ということを頭に入れておかなければならないと思います。 私は、この頃の概念でいうところのLD傾向のある方で(多分私はアスペなんだと思うが)、下の弟ががっつりLD(連絡帳を板書してこないし、作文一行書くのに一時間かかるし、朝礼立ってられないし……で、なんだこいつ? って思ったのを今でもひどく覚えている)(字は読めたし、会話してても違和感はないから、多分、知能指数は低くはない)で、一時期、役所に勤めていてこの本でいうところの保健婦の仕事をしていた(今はしていない)。 うちの母親も勉強家で元教師(一年だけだけれども)で、そういう概念については早く知っていたけれど、父親は無理解な頑固者で、下の弟に診断をつけた方がよいのではないか? と言い続けていたけれど、それはならなくて、今は軽い二次障害のまっただ中である(就職できない的な意味で)。 というわけで、私は常に知りたいと思っている。 この手の話題については。 でも、専門的なことを知りたいと思っているわけではなくて実体験を知りたい。 そして、私は私の自分の苦手なことを克服するために、どうするのがベストなのかを知りたい。 そして私がやっていた仕事のその先と、弟の今後を学ぶための知識にしたいなあ……と思っています。 という真面目な話はおいておこう。 そういう意味では面白かった。 親が(元)教師だったからと言って、きちんと子供に対応できるわけではなく、学校対応だってちゃんとできるわけでもない。 その中で試行錯誤して、いろいろな先生に巡り会うことで、うまくいったこともあり、うまくいかなかったこともある。 とってもリアルだし。 1日の流れを書いてくれたのだって、専門家が見たら眉をひそめる対応もあるのだと思う。 でも、それが現実なんだなあ……というのはよくわかりました。 本当に、ここまで明らかにしてくれたことはありがたいです。 そのあとに康一くんがどうなったのかはわからないけれど、幸せになってくれれば嬉しい。 でも、ここまでひどいいじめにあってしまうと、本当に心配です。 考えることはできる話だけれど、ちょっと古い本だというのと、今は漫画でもなんでも読みやすい本が出ているので、この本にこだわる必要はないかなあ……と思います。 読むことで得ることもあるけれど。
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※このレビューにはネタバレを含みます
教師、教師を志す人には ぜひ読んでほしい1冊。 LDの子を持つ上野夫妻が 実際の体験を綴った本。 クレヨン康ちゃん……、 明るくていつも面白い事を たくさん言うから 付けられたあだ名。 幼稚園児の時は親も 天才児ではないかと 思っていた。 けれど小学校に入ると、 集団行動が出来ない 康ちゃんはイジメの的に。 近所の人達や担任、 他の子供の親からは 康ちゃんの行動は 親のしつけのせいだ、と 母親が責められた。 そんなある日、 上野夫妻はLDという 言葉を知る。 LDとは学習障害。 見た目は他の人と一緒。 けど感情のコントロールが 出来なかったり、 簡単な事が 覚えられなかったり…。 専門の先生に検査 してもらった結果、 康ちゃんはLD障害児 だって事が判明。 しかし、LDという言葉を 知らない人がほとんど。 母親はしつけが悪いのを 障害のせいにするな、と また責められた。 学校までもLDを 十分理解してなくて 康ちゃん、上野夫妻に 冷たい対応。 母親はLDを理解して もらおうと働きかけた。 最終的に、 康ちゃんは転校した。 転校先の学校では トラブルはあったものの 楽しく過ごすことが出来た。 この転校前と転校後の 学校の対応の違い。 教師の接し方次第で 子供は変わる。 悪い所よりも 良い所をいっぱい 見つけてあげよう。
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