商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京大学出版会/ |
発売年月日 | 1998/04/21 |
JAN | 9784130033121 |
- 書籍
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新・知の技法
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新・知の技法
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『知の技法』(東京大学出版会)の新ヴァージョンです。 本書の冒頭に置かれた小林康夫の「知のポリティクス」という文章で、「知」と「政治」との関わりについての考察が展開されています。ここには、とくにフーコー以来、「知」の持つ政治性が問題にされるようになり、「知」にたずさわる者はその...
『知の技法』(東京大学出版会)の新ヴァージョンです。 本書の冒頭に置かれた小林康夫の「知のポリティクス」という文章で、「知」と「政治」との関わりについての考察が展開されています。ここには、とくにフーコー以来、「知」の持つ政治性が問題にされるようになり、「知」にたずさわる者はそのことに無自覚ではいられなくなったという問題意識が見られますが、同時に、そうした政治性を批判しうるのもまた「知」にほかなりません。そして、本書の多くの論考には、そうした意味での「知」と「政治」の関係についての細やかな視線が見られることにも、注目したいと思います。たとえば、李孝徳の「「日本人」とは誰のことか―「ある」から「なる」へ」や瀬地山角の「ポルノグラフィーの政治学」、あるいは北川東子の「ハイデガーにおける論理の身体―あるいは「女と論理」」などに、そうした問題意識が反映されています。 そのほか、小林寛道のスポーツ科学に関する文章や、石光泰夫のシルヴィ・ギエム論なども、興味深く読みました。
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16名の著者による様々な知の世界への案内。日本、言語、身体、表現。高度に専門化されたそれぞれの領域に、共通する技法や作法があり、学問的な知の本質が根付いている。 バリエーション豊かに、日常世界のなかに、深い洞察、人間の知を垣間見せてくれる。
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大学の図書館で手にとって興味の湧いた数章を読んだ。 もっとも感銘を受けたのは「大学は学校でない」「学び方を学ぶ」「出会いとコミュニケーションの場」という簡潔なことばで、これまでの迷いと悩みが多少晴れたように思えた。
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