ドラグネット・ミラージュ(1) 竹書房ゼータ文庫

きぬたさとし(著者), 賀東招二

• 販売会社／発売会社: 竹書房
• 発売年月日: 2006/01/27
• JAN: 9784812425053

商品レビュー

2008/05/14

近未来の地球に入り混じる異世界。
がっちがちの現実主義日本人ポリスと異界のカタブツ美少女剣士の捕り物帳。
飛び交う悪口雑言、見当違いの異文化交流が見所です（え
続き出るのはいつかなーッ！

2007/03/12

古き良き刑事ドラマを彷彿とさせるベッタベタなストーリー。萌えを期待する方はつまんないかも知れませんが、80年代米国ドラマ好きなら笑って読めそうです。今後が楽しみ。

2006/03/05

ネットで評判がよかったので買ってきたのですが、書評書くのをすっかり忘れてました。中々いいと思いますよ、読みやすいし、テンポよく進めてくれます。世界観も少しずつ出していってくれ、混乱することなく進められましたし、最後の裏切りの展開も素晴らしい。ただ、主人公のマトバが初めすごく印象が悪かったです。セマーニ人に好感を抱けないのは分かりますが、あそこまであからさまに嫌味を言うと、そこらのいじめとなんら変わりないように思えます。その点、ヒロインのティラナはすごく大人びて見えたし、かっこよく思えました。まあ、最後には主人公の態度も変わり、「ま、いいかな」と思えるようになったのですが……。あとは所々にご都合主義と言った感じがしましたね。車を見失わないとか、手錠が一回であくとか、最後の弾丸が剣には物語上しかたないにしても、こう都合のいいことが続くと、うーんと頭を抱えてしまいます。車くらいは見失ってもう少し捜査をかく乱してもばちは当たらないし、そっちの方が現実味がわくとおもいます。ともあれ、良作なのは変わりないし、初めはなじめなかった絵もこの作品にはぴったりかもと思うようになったのでひとつマイナスということで。作品のレベル自体は良作ですし、丁寧に印刷されているのが凄く気持ちが良いので期待の文庫。