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ぼくはマサイ ライオンの大地で育つ
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ぼくはマサイ ライオンの大地で育つ

ジョゼフ・レマソライレクトン(著者), さくまゆみこ(訳者)

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ぼくはマサイ ライオンの大地で育つ

1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 さ・え・ら書房
発売年月日 2006/02/01
JAN 9784378034041

ぼくはマサイ

¥1,650

商品レビュー

4.3

5件のお客様レビュー

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2023/01/20

マサイ族の少年が宣教師の学校に通うことで、洗礼を受け欧米の文化にも触れることになるが、マサイの暮らし(遊牧民)の価値を忘れず大切に思い続ける。アメリカの大学に通い、アメリカの大学の教壇に立つことになるが、1年の半分はケニアに戻りマサイ族の暮らしを続けている。 この、マサイの暮らし...

マサイ族の少年が宣教師の学校に通うことで、洗礼を受け欧米の文化にも触れることになるが、マサイの暮らし(遊牧民)の価値を忘れず大切に思い続ける。アメリカの大学に通い、アメリカの大学の教壇に立つことになるが、1年の半分はケニアに戻りマサイ族の暮らしを続けている。 この、マサイの暮らしを大切に思い、周りの人々へのリスペクトが感じられるから、周りも応援するんだろうな。 アメリカの懐の深さよ! マサイの暮らしは想像すら難しいほど、私たちの暮らしとかけはなれているが、それを本の中で披露してくれているところに誇りを感じます。

Posted by ブクログ

2018/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小学生でも読める本、というテーマでの選書です。 アフリカの、マー語を話すアリアールという支族に生まれた著者、ジョゼフ・レマソライ・レクトン氏は、いわゆる「マサイ族」です。 マサイ族は家畜を育てることで生計を立てる遊牧民族で、現在でも古来変わらぬ伝統的な生活を送っている人々ですが、著者はケニアの「1人は学校にやらねばならない」という政策の下、アメリカの宣教師団が運営する寄宿学校で学び始め、マサイの伝統文化と西洋の文明との双方を自身のアイデンティティとしてもちながら成長していきます。 世の中のありとあらゆるものをまっすぐに受け止め、自身の定めた目標に対して努力を決して怠らず、「勇敢な戦士たるべし」というマサイの掟を胸に秘めながらアメリカへと留学して学問を修めてゆく著者の姿は、これからの地球市民としての生き方のひとつのモデルとなるのではないでしょうか。 決して説教臭い本ではなく、著者の幼少期からの思い出が小説のような語り口で綴られ、とても面白く読みやすい作品です。 ……成人の儀式である割礼の場面では、男として思わず痛みを感じてしまいましたが。 身分(社会的な立場)や経済力によって他者を判断せず(たしかにマサイ族にも経済力の差やそれに伴う発言力の差はありますが、マサイの「経済力」は所有するウシの多さで決まり、多くの牛を所有し続けるためには日常の仕事に真摯に取り組む必要があり、他の手段はありません)、その弱みに付け込むことをせずに個人として為すべき務めを為す著者の姿は感動的でした。

Posted by ブクログ

2015/07/20

おすすめ資料 第11回異文化に生きる人たち(2007.2.2)   アフリカのマサイ族といえば、赤い民族衣装をまとった戦士の姿が浮かびます。 著者はマサイ族に生まれ、ケニア国内を縦横に移動しながら育ちました。 現在は米国で一年の半分だけ教壇に立ち、残りの半分は赤い戦士の衣を身にま...

おすすめ資料 第11回異文化に生きる人たち(2007.2.2)   アフリカのマサイ族といえば、赤い民族衣装をまとった戦士の姿が浮かびます。 著者はマサイ族に生まれ、ケニア国内を縦横に移動しながら育ちました。 現在は米国で一年の半分だけ教壇に立ち、残りの半分は赤い戦士の衣を身にまとい、マサイとして生活しています。想像できますか? 読んでカルチャーショックを受けてください。   この本を読んで面白かった方には、『砂漠の女ディリー』[N289.3=387]もおすすめです。 また違った視点から、異文化に生きる人の姿に触れることができます。

Posted by ブクログ

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