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触覚、 ジャン=リュック・ナンシーに触れる
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触覚、 ジャン=リュック・ナンシーに触れる

ジャック・デリダ(著者), 松葉祥一(訳者), 榊原達哉(訳者), 加國尚志(訳者)

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触覚、 ジャン=リュック・ナンシーに触れる

5,280

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 2006/04/07
JAN 9784791762576

触覚、

¥5,280

商品レビュー

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2010/08/29

デリダがテクストを取り上げて読んでいく時は、だいたい対象テキストが脱構築されていくのだけれど、今回はいつもの感じがしない。というのも、デリダはナンシーの思想をすこぶる評価しているから。ナンシー哲学の普通の紹介になっている。 触れること、皮膚の表面、キス、愛撫について。読んだ後に...

デリダがテクストを取り上げて読んでいく時は、だいたい対象テキストが脱構築されていくのだけれど、今回はいつもの感じがしない。というのも、デリダはナンシーの思想をすこぶる評価しているから。ナンシー哲学の普通の紹介になっている。 触れること、皮膚の表面、キス、愛撫について。読んだ後に恋愛映画など見ると、視聴中の感受性が増大すること間違いなし。恋人たちの肌が触れあう場面を見るだけで、異常に興奮してくる。「触れる」ということについて、これほど細密に書かれた本はない。 ナンシーはキリスト教の脱構築をしている。仏教的、かつ盆とクリスマスと正月とバレンタインが共存する現代日本の宗教的価値観からみると、キリスト教が人間中心で、動物や植物の存在に排他的なのは当たり前の話。そんなキリスト教を脱構築する必要性は、日本にいるとあまり感じられないけれど、ヨーロッパでは必要なのだろう。

Posted by ブクログ

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