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国家の崩壊
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国家の崩壊

佐藤優(著者)

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国家の崩壊

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 にんげん出版/にんげん出版
発売年月日 2006/03/15
JAN 9784931344112

国家の崩壊

¥1,760

商品レビュー

4.1

10件のお客様レビュー

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2024/11/10

佐藤優著、『崩壊する帝国』の姉妹本のような一冊。 『崩壊する~』が、佐藤氏の視点から見たミクロレベルでのソ連崩壊の裏側の本であるとすれば、本書はもう少しマクロレベルで、崩壊の過程を追った本だといえる。 聞き手の宮崎学氏も、元学生活動家のフリージャーナリストであり、佐藤氏の知性を...

佐藤優著、『崩壊する帝国』の姉妹本のような一冊。 『崩壊する~』が、佐藤氏の視点から見たミクロレベルでのソ連崩壊の裏側の本であるとすれば、本書はもう少しマクロレベルで、崩壊の過程を追った本だといえる。 聞き手の宮崎学氏も、元学生活動家のフリージャーナリストであり、佐藤氏の知性を引き出すには最適だったと思われる。 ソビエト成立の歴史、共産主義と社会主義の違いなどに疎い私は、まずこちらを読んでから『崩壊する帝国』を読んだ方が、より読みやすかったのではないかと思った。 ロシア人の民族性について語られる部分と、ソビエト崩壊後の国造りに関する議論の部分は、西洋キリスト教社会と対峙してきた日本をはじめとするアジアの国々にも共通する部分があると思われ、とても興味深かった。

Posted by ブクログ

2013/09/18

ソ連の崩壊 そして ロシアの形成。 この本を読みながら ソ連 および ロシアのことを ほとんど知らないことを痛感した。 佐藤優のその当時の現場での見聞きしたことを、 崩壊と絡めて 語っていくのは 分かりやすく 臨場観があった。ちょっと、オーバーな部分もあるが、 スターリン、ブレ...

ソ連の崩壊 そして ロシアの形成。 この本を読みながら ソ連 および ロシアのことを ほとんど知らないことを痛感した。 佐藤優のその当時の現場での見聞きしたことを、 崩壊と絡めて 語っていくのは 分かりやすく 臨場観があった。ちょっと、オーバーな部分もあるが、 スターリン、ブレジネフ、ゴルバチョフ、エリツィン、プーチン のそれぞれの評価が 歴史の流れの中で しっかりと とらえられていた。 宮崎学は言う 『政治的なるものの本質を友と敵との関係に見た。 やつは敵だ。敵は殺せ。というのが,政治の最初にして最後の言葉だというのである。 ー コミュニケーション不完全症の自己完結型人間である小泉純一郎。 ー 小泉劇場では、友、敵ではなくて、善玉、悪玉なのだ。 ー リアリティのある政治を取り戻す。』 ブルブリスは ソ連が崩壊したのは? 『自己崩壊』という。 『ゴルバチョフが権力の座についたとき、すでにソ連は崩壊していたんだ。俺の貢献はエリツィンにその現実を理解させたことだけだ。』 ソ連の崩壊をなぜとめることができなかったのだろうか。 宮崎学は言う 『発達した社会主義とは,実は弛緩した社会だった。』 1979年12月 ブレジネフは アフガニスタンに侵攻した。 1982年 ブレジネフが死去。 ⇒ アンドロポフ 1984年死去 ⇒ チェルネンコ。1985年死去 そして 1985年 ゴルバチョフ ソ連共産党書記長につながる。 ゴルバチョフは 初めての 大学卒の書記長。 佐藤優は言う 『ブレジネフが今でもロシアの大衆に好かれている大きな理由は、 彼がソ連を超大国にして、少なくとも戦争で自分たちが徹底的にやられる可能性をなくしたこと。』 ブレジネフはいつも『肉は足りているのか』と聞いた。 そのような生活感覚は ゴルバチョフにはなく、 エリツィンにはあった。 ブレジネフ から アンドロポフ、チェルネンコ と続き その後 ゴルバチョフに 権力が集中した。 そのゴルバチョフの中には  どんな ソ連が イメージされていたのだろう。 ペレストロイカ を始めるのだが、 そのなかで、規律強化政策として 反アルコールキャンペーンを行ったことが とても斬新である。 ウオッカがなくなることで、砂糖がなくなり、 ジャムがなくなり、オーデコロンがなくなり、 靴クリームさえなくなる。それらはすべてアルコールにするために 買い占められていた。 結果として 1988年に 反アルコールキャンペーンは止まる。 ゴルバチョフは 官僚的腐敗をなくそうとして そのようなことをしたのだが、民衆は 大きく 離れていった。 社会主義は 資本家を認めない。 資本家は 労働者から 搾取することになる。 搾取をすることを認めないので、 分配することができるシステムを 構築する。 マルクスの資本論は 資本主義を 研究するのであって、 社会主義経済社会に マルクスの研究は 必要がない。 経済改革から 政治改革に移行する。 それは 憲法6条の 共産党の指導を 廃棄すること。 党から 国家への移行。 そのことによって、ゴルバチョフは 大統領となる。 党事務所より クレムリンでの仕事が好きだった。 それぞれの民族が 主権を宣言する。 ソビエト連邦を 抜けないままに。 ゴルバチョフは 宗教のことが あまり分からなかった。 ゴルバチョフは 理論で ソ連を 組み立てた。 市民からは『おしゃべりはもういい。 それよりも日々の生活をもう少し安定させてくれ』といわれた。 エリツィンは 情理で ロシアを組み立てる。 『腹一杯食べること、肉をたらふくに食べれるようにする。 パンやタマゴを食べることができる。 行列に並ばないようにする。 いまでも 私の妻は 行列に並んでいる。』 という 庶民的な話を うまくして 心をつかんだ。 チェルノブイリ とは ニガヨモギ という。 タルタルソース は 地獄のソース という意味だ。 タタール人は 地獄から来た得体の知れない奴という意味だった。 ロシア人は 反戦的な思考が強い。攻撃されたら防御する。 自ら攻撃することが 嫌いだった。 1991年 8月 クデーター未遂事件      12月 ソ連消滅宣言 1993年 10月 モスクワ騒乱事件 で、ゴルバチョフから エリツィンに権力は移行した。 エリツィンのもつ 政治的な判断力は その局面で 発揮されて、プーチンに受け継がれた。 中国が どのように崩壊するのか そのことを考える上で いい参考となった。

Posted by ブクログ

2013/04/12

ブレジネフ体制末期からエリツィンによるプーチン後継者氏名までのソ連邦(ロシア)の政治の動き、社会状況について、まとめた本。外交官だった佐藤優氏によるマスコミの報道からは見えにくい、庶民の実感、政治家の思惑の解説に重きが置かれていて、当時の社会状況が理解しやすく解説されている。また...

ブレジネフ体制末期からエリツィンによるプーチン後継者氏名までのソ連邦(ロシア)の政治の動き、社会状況について、まとめた本。外交官だった佐藤優氏によるマスコミの報道からは見えにくい、庶民の実感、政治家の思惑の解説に重きが置かれていて、当時の社会状況が理解しやすく解説されている。また、日本には馴染みの薄い中央アジアの民族問題に関する解説にもページが割かれていて、ロシア周辺にある複雑な民族問題についても理解が深められる良書。

Posted by ブクログ

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