1,800円以上の注文で送料無料

キーリ(8) 死者たちは荒野に永眠る 電撃文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

キーリ(8) 死者たちは荒野に永眠る 電撃文庫

壁井ユカコ(著者)

追加する に追加する

キーリ(8) 死者たちは荒野に永眠る 電撃文庫

605

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 メディアワークス/角川書店
発売年月日 2006/02/25
JAN 9784840233071

キーリ(8)

¥605

商品レビュー

4

12件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

17歳になったキーリ…

17歳になったキーリの旅。 新たな運命に向け、列車は走り出す――。14歳の旅のはじまりから今日まで、どれくらいの時間を列車の上で過ごしてきただろう。決して楽しいことばかりの旅ではなかったけど、帰りたいと思ったことは一度もなかった。ラジオの兵長を修理する旅の途中で、キーリとハーヴェ...

17歳になったキーリの旅。 新たな運命に向け、列車は走り出す――。14歳の旅のはじまりから今日まで、どれくらいの時間を列車の上で過ごしてきただろう。決して楽しいことばかりの旅ではなかったけど、帰りたいと思ったことは一度もなかった。ラジオの兵長を修理する旅の途中で、キーリとハーヴェイは首都治安部隊に捕まる。彼らは、首都に住むというキーリの実の父親に会わすと言う。困惑するキーリだったが、結局、監視つきで首都へ向かうことに……。首都へ向かう途中、ヨアヒムも現れ、無理やりキーリたちに同行する。しかし、この首都行き

文庫OFF

2019/03/24

キーリ、ハーヴェイ、兵長の三人は、キーリの父親だという、教会の最高機関・長老会の第十一老シグリ・ロウの呼び出しにおうじて、首都へと向かいます。これに、長老会のメンバーたちに対する復讐を企てるヨアヒムも加わります。ところが、彼らの乗る列車に、ラボが作り出した化け物が襲いかかってきま...

キーリ、ハーヴェイ、兵長の三人は、キーリの父親だという、教会の最高機関・長老会の第十一老シグリ・ロウの呼び出しにおうじて、首都へと向かいます。これに、長老会のメンバーたちに対する復讐を企てるヨアヒムも加わります。ところが、彼らの乗る列車に、ラボが作り出した化け物が襲いかかってきます。戦いに巻き込まれたハーヴェイは、キーリとヨアヒムを先に行かせることを決意します。 ようやく首都にたどり着いたキーリを迎えたシグリ・ロウは、不死人の殺害を命じラボで醜い怪物を作り出した悪の化身などではなく、妻と娘を捨てて今の地位を得たことの罪悪感に苛まれる、一人の弱い男にすぎませんでした。キーリは父の謝罪をはねつけますが、彼を心の底から憎むこともできません。ただ、ハーヴェイの運命に対する悲しみだけが、彼女の心を締めつけます。 やがてハーヴェイも首都にやってきて、シグリ・ロウに保護されていたベアトリクスとも再会を果たします。ところが、首都にラボから逃げ出した化け物が現われ、町は混乱に陥ります。シグリ・ロウのもとに現れたヨアヒムも、代替の〈核〉の寿命が尽き、ハーヴェイに看取られながら最期の時を迎えます。 「あとがき」によると、ヨアヒムは著者のお気に入りのキャラクターとのことで、ハーヴェイのダーク・サイドっぽい彼の振舞いが光っています。

Posted by ブクログ

2009/06/30

この巻がいちばんすきかも。これの下巻はラストというより、エピローグ的な要素が多い気がするし、この巻が山場というか、そんな気がする。 ヨアヒム…好みだ…ひょうひょうとしてて、ふざけて見せるんだけど葛藤があって。不死人って言ったって、人と関わって生きていくんだから、しかもそれが周り...

この巻がいちばんすきかも。これの下巻はラストというより、エピローグ的な要素が多い気がするし、この巻が山場というか、そんな気がする。 ヨアヒム…好みだ…ひょうひょうとしてて、ふざけて見せるんだけど葛藤があって。不死人って言ったって、人と関わって生きていくんだから、しかもそれが周りよりずっと長くて、嫌でもいろんなこと考えなくちゃならないんだから、ヨアヒムはハーヴェイたちは人間よりよっぽど人間っぽいんだと思うな。今度こそヨアヒムが安らかに眠れますように。読んだらそう願わずにはいられない。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品