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現代企業の組織デザイン 戦略経営の経済学
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現代企業の組織デザイン 戦略経営の経済学

ジョンロバーツ(著者), 谷口和弘(訳者)

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現代企業の組織デザイン 戦略経営の経済学

3,520円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NTT出版
発売年月日 2005/11/15
JAN 9784757121393

現代企業の組織デザイン

¥3,520

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みんなの感想まとめ
  • 組織デザイン
  • 経済学的視点
  • 契約理論
  • ゲーム理論
  • ビジネスパーソン向け
  • 取引費用理論
  • 所有権理論
  • インセンティブ設計
  • エージェンシー理論
  • 深い洞察

企業の組織デザインに関する深い洞察を提供する本書は、経済学的な視点から契約理論やゲーム理論を駆使して、企業の性質や目的を探求しています。特に第3章では、取引費用理論や所有権理論が明確にまとめられており、再読することでその価値に気づく読者も多いようです。数式を用いずにビジネスパーソンにも理解しやすい内容ですが、抽象的な記述が多いため、経済学の基礎的な概念を事前に理解しておくことが求められます。特に、インセンティブやエージェンシー理論などの知識がないと、論理の展開に戸惑う可能性があります。結論を急ぐ読者には物足りなさを感じるかもしれませんが、組織デザインを真剣に考える人々にとっては、骨太の考え方を学ぶための貴重な一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/10/07

「企業はどうすれば好業績を達成できるのか」という問いへの答えとして、成功を収めている企業の「戦略」に注目する人は多いだろう。しかし本書によれば、単独で成功する戦略は存在しない。重要なのはコヒーレンス――組織と戦略をどうやって環境に適合させるかが肝だ。戦略・組織・環境はセットで考え...

「企業はどうすれば好業績を達成できるのか」という問いへの答えとして、成功を収めている企業の「戦略」に注目する人は多いだろう。しかし本書によれば、単独で成功する戦略は存在しない。重要なのはコヒーレンス――組織と戦略をどうやって環境に適合させるかが肝だ。戦略・組織・環境はセットで考える必要がある。 ある環境を前提に、最適な組織と戦略を考えるうえでは「補完性」を意識することが重要だ。両者がそろうことで威力をより発揮するという関係で、シナジー(相乗効果)と似ている。例えば製造ラインの生産性を高めようとして数量にかんする強力なインセンティブ(歩合制)を導入すると、質の低下を招く恐れがある。労働者は量だけに集中することになるからだ。それに対し、半製品に担当者の署名を付けさせるという方針を取り入れると、労働者は量だけでなく質も考慮に入れて作業するようになり、一定の質を担保しつつ生産量が増える。ここでは歩合制と署名という2つの方針のあいだに補完性が存在する。 気を付けなければならないのは、他社の成功事例などで、1つの戦略や組織が大きな成功要因に見えても、実は補完性のある別の戦略や組織とセットになって初めて効果的という場合があることだ。それにもかかわらず補完性を無視し、一部だけを切り出して導入することは「不適合な組織特性のパッチワーク」にしかならず、「失敗の秘訣にほかならない」。 企業は多くの人の集まりであり、内部での協力が欠かせない。そうした協力を達成するための組織デザインについてのヒントも本書にはふんだんに示されている。マネジャーが望む成果を部下に達成させるうえで、情報の非対称性、コミットメント問題、不完備情報など、障害となる問題はさまざまだ。そうした問題を軽減するために、インセンティブを上手に組み込む必要がある。最後の2つの章では企業の多角化やイノベーションを促進する組織などを取り上げているが、本質的な問題は同じだ。マルチタスク問題を避けられるような、バランスのとれたインセンティブ設計が求められる。 大学院生の時に本書に出会ってから20年ほど経ち、久しぶりにひも解いてみて改めて示唆に富んだ良書だと感じた。もっとも、大学院でのトレーニングを通じて本書の背後にある数理モデルがイメージできるようになり、ロジックが理解しやすくなったことも一因なのかもしれない。実際、本書には数式が一切登場しないが、背後にあるのは「組織の経済学」とよばれる分野の学術成果で、専門論文では数理モデルを用いた厳密な分析が行われている。 著者がはじめに書いているとおり、本書は成功の秘訣を並べた「ハウ・トゥ本」ではない。議論が抽象的だと感じる人も多いかもしれないが、実例やケーススタディによって実際にイメージできるように工夫が凝らしてある。管理職以上のビジネスパーソンにとって、本書は手に取って損はないだろうと思う。できれば文庫化してほしい1冊だ。

Posted by ブクログ

2018/06/30

再読。すごくいい本だと今さら気づく。特に第3章の「企業の性質と目的」は、取引費用理論、所有権理論の概説としてすごく良くまとまっている。

Posted by ブクログ

2013/07/12

「企業組織をどのようにデザインすれば良いか」という点について、経済学的見地から、契約理論やゲーム理論等を用いながら検討する意欲作。 数式等による説明はないため、ビジネスパーソンにも十分読める内容であるが、レベルはかなり高い上に、抽象的な記述も多い。本書を読むに当たって、経済学の...

「企業組織をどのようにデザインすれば良いか」という点について、経済学的見地から、契約理論やゲーム理論等を用いながら検討する意欲作。 数式等による説明はないため、ビジネスパーソンにも十分読める内容であるが、レベルはかなり高い上に、抽象的な記述も多い。本書を読むに当たって、経済学の基礎的概念について予め理解しておく必要があるだろう。例えば、インセンティブ、エージェンシー理論、情報の非対称性、アドバースセレクション、モラルハザード、非凸(凹)性、ホールドアップ、財産権アプローチ、不完備契約といった概念についての理解が必要だ。基礎的概念を理解していないと、途中で論理展開を見失う可能性がある。 「結論(ベストプラクティス)は何か」を手っ取り早く知りたい向きには全く期待外れかもしれないが、組織デザインを検討する上での骨太の考え方を知りたい人にはお勧め。

Posted by ブクログ

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