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余は如何にして服部ヒロシとなりしか 角川ホラー文庫
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余は如何にして服部ヒロシとなりしか 角川ホラー文庫

あせごのまん(著者)

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余は如何にして服部ヒロシとなりしか 角川ホラー文庫

523

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/
発売年月日 2005/11/10
JAN 9784043806010

余は如何にして服部ヒロシとなりしか

¥523

商品レビュー

2.9

13件のお客様レビュー

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2019/12/01

短編四作品。四作品目の「あせごのまん」が一番好みかも。 昔話を聞いているような..ただ方言がわかりにくくて読むのが大変だった。

Posted by ブクログ

2017/02/01

 作品解説(カバーより):クリクリとよく動く尻に目を射られ、そっと後をつけた女は、同級生服部ヒロシの姉、サトさんだった。ヒロシなら、すぐ帰ってくるよ――。風呂に入っていけと勧められた鍵和田の見たものは、緑色の張りぼての風呂桶。そこに裸のサトさんが入ってきて……。  第12回 日本...

 作品解説(カバーより):クリクリとよく動く尻に目を射られ、そっと後をつけた女は、同級生服部ヒロシの姉、サトさんだった。ヒロシなら、すぐ帰ってくるよ――。風呂に入っていけと勧められた鍵和田の見たものは、緑色の張りぼての風呂桶。そこに裸のサトさんが入ってきて……。  第12回 日本ホラー小説大賞 短編賞受賞作  表題の他「浅水瀬」「克美さんがいる」「あせごのまん」を含む計四作。たしかに斬新さはあるものの、ホラー小説大賞として読んだ場合、むしろ、怪談じみた「浅水瀬」や、人間の怖さを描いた「克美さんがいる」に恐怖を感じる。「あせごのまん」は日本昔話を読んでいるようで面白いが、ホラーというジャンルではないだろう。  それぞれ短編としてまとまってはいるが、後一押し欲しいところ。

Posted by ブクログ

2015/04/20

2015年、21冊目も完全初読みの作家、あせごのまん。 2005年、第12回日本ホラー小説大賞短編賞受賞の表題作含む短編を四編収録。ちなみに、この年の大賞は恒川光太郎の名作『夜市』。 収録順に簡単に触れていきましょう。 「余は如何にして服部ヒロシとなりしか」 失恋し、仕事も...

2015年、21冊目も完全初読みの作家、あせごのまん。 2005年、第12回日本ホラー小説大賞短編賞受賞の表題作含む短編を四編収録。ちなみに、この年の大賞は恒川光太郎の名作『夜市』。 収録順に簡単に触れていきましょう。 「余は如何にして服部ヒロシとなりしか」 失恋し、仕事も失った鍵和田。前を行く女性の尻に目を射られ、その後をつけていくと……。 ホラーというより、生理的嫌悪感を伴う、不条理モノと言った感覚。正直、あまり好みではなかった。 「浅水瀬」 米田健一は大学院受験の初日試験を終え、バイクで帰路につく。バイクをトバしていると……。 ホラーでは比較的ありがち、オーソドックスな中身。ソレも含め、オチの予想は早い段階でついてしまった。主人公の性格が自己中心的で、歪んでるのも後々効いてくる。 「克美さんがいる」 家族の死。保険の証書や銀行の預金通帳を探していると1冊のノートを発見するのだが……。 ミステリー・ホラー的な感じ。コレも特に目新しさは感じなかった。もぅ一、二捻り欲しいかな。 「あせごのまん」 阿波と土佐の境、阿瀬郷という土地。ソコの炭焼の家に子どもが生まれる。名は「まん」。「まん」は成長すると……。 民話的な話が土地言葉で語られているのが新鮮。イイ感じなんだけど、ラストが弱い気がする。 好みは「あせごのまん」「浅水瀬」「克美さんがいる」「余は如何にして~」の順かな……。★2.5~2.8で、甘めの★★★☆☆評価。

Posted by ブクログ

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