商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2005/11/20 |
JAN | 9784575510447 |
- 書籍
- 文庫
人間動物園
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人間動物園
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商品レビュー
2.7
47件のお客様レビュー
これは誘拐モノのお…
これは誘拐モノのお話です。誘拐もので僕のお勧めは「ゲームの名は誘拐」東野圭吾さんと「99%の誘拐」岡嶋二人さんとそしてこの作品です
文庫OFF
「連城三紀彦」の長篇ミステリ作品『人間動物園』を読みました。 ここのところ「連城三紀彦」の作品が続いています。 -----story------------- 記録的な大雪にあらゆる都市機能が麻痺するなか、汚職疑惑の渦中にある大物政治家の孫娘が誘拐された。 被害者宅の至る所に仕...
「連城三紀彦」の長篇ミステリ作品『人間動物園』を読みました。 ここのところ「連城三紀彦」の作品が続いています。 -----story------------- 記録的な大雪にあらゆる都市機能が麻痺するなか、汚職疑惑の渦中にある大物政治家の孫娘が誘拐された。 被害者宅の至る所に仕掛けられた盗聴器に、一歩も身動きのとれない警察。 追いつめられていく母親。 そして前日から流される動物たちの血・・・。 二転、三転の誘拐劇の果てにあるものとは!? 「連城」マジック炸裂の驚愕ミステリー。 「このミステリーがすごい!」2003年版・第7位。待望の文庫化!!。 ----------------------- 2002年(平成14年)に刊行された誘拐モノです。 関東が記録的な大雪に見舞われる中、埼玉北部の住宅地で、汚職疑惑の渦中にある大物政治家「家野大造」の孫娘「梅原ユキ」が誘拐され、1億円が要求された… 被害者の自宅にはいたるところに盗聴器が仕掛けられ、警察は被害者の家に入り込むことさえできない、、、 近隣で数日前から起こっていた動物の連れ去り事件、繰り返される無言電話、追い詰められていく母親「芳江」…… 「発田元雄」、「朝井梁次」、「華野一典」等の警察は、狂言の線を疑いながらも、なんとか犯人の手掛かりを得ようとするが……。 誘拐されたのは4歳の少女「ユキ」ではなく母親の「芳江」!? いやいや、実は警察が!?…… 狂言誘拐?二重誘拐?それとも三重誘拐? 二転三転の誘拐劇、複数の盗聴器を巧みに仕掛けた犯行、、、 そして、白紙にすり替わった身代金の1億円、そして、新札と入れ替えられた現場の警察官から集めた14枚の一万円札の謎… 終盤まで真相が判らず愉しく読めましたが、事件の構図が複雑で理解し難いことと、動機に共感できなかった部分がちょっと物足りませんでした。 以下、主な登場人物です。 「発田元雄」 52歳の巡査部長。通称「ゲンさん」 「朝井梁次」 32歳の巡査。バツイチ。発田の部下。 「梅原芳江」 家野輝一郎の元妻。 「梅原ユキ」 芳江の娘。4歳。 「華野一典」 県警捜査一課特殊班の刑事。48歳。 「篠原美晶」 特殊班の刑事。巡査部長。 「成木竜三」 捜査本部長の警視。 「国島栄二」 41歳の巡査部長。メカに強い。 「坂上礼子」 梅原家の隣人。 「家野輝一郎」 家野大造の三男。 「家野大造」 汚職疑惑の渦中にある前閣僚。 「家野剛一」 大造の長男。国会議員。 「家野絹子」 大造の妻。 「鶴乃」 大造の愛人。輝一郎の母。 「大任達夫」 関東新聞社浦和支局員。 「永島行彦」 カメラマン。 「沢村」 梅原家のはす向かいの住人。未亡人。 「川永玉枝」 輝一郎の再婚相手。
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思想強めかな! 連城さんの幻想的な文体は好きなんだけど、オチが説教くさくなっちゃったかなー。この手の警察サスペンスとの相性もあるのかも。途中のみんな怪しい感じはワクワク感増し増しの引き込まれ方をしたので、最後のオチに期待値高まりすぎた。 好きな作家さんの一人ではあるので、久々にこの世界観へ浸れたからよしとするか。
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