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落語と私
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落語と私

桂米朝(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社/
発売年月日 2005/11/06
JAN 9784591089675

落語と私

¥1,430

商品レビュー

4.7

4件のお客様レビュー

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2017/11/16

寄席通いが楽しみの一つです よくぞ 「落語」という芸能が 今の世にあってくれることを 嬉しく思っています 上方落語の牽引車のお一人である 桂米朝さん 落語の研究者でもあり 米朝一門の総帥でもある その米朝さんの 「落語」への ラブレターがこの一冊です どっぷり落語の世界に ...

寄席通いが楽しみの一つです よくぞ 「落語」という芸能が 今の世にあってくれることを 嬉しく思っています 上方落語の牽引車のお一人である 桂米朝さん 落語の研究者でもあり 米朝一門の総帥でもある その米朝さんの 「落語」への ラブレターがこの一冊です どっぷり落語の世界に はまっている人はむろんのこと まだ、これからの人にも ぜひ薦めたい一冊です

Posted by ブクログ

2016/09/29

2016年7月30日読了。 すっごくよかった。とにかく最後のひとことがいい・・・。 落語についてもすごくよくわかるし。

Posted by ブクログ

2013/11/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昭和50年に、50歳の桂 米朝が少年向けに書いた落語論。 面白可笑しく丁寧で判り易い文章だが、内容はとても深い。 落語を本から学びたいと思ったら間違いなくお勧め。 まぁこの本を読んで私が言いたいと思ったことは、 小沢昭一さんの寄稿文に全て書かれているのだけれども、 米朝さんは落語の研究家でありそして実演者でもある大変稀有な存在です。 米朝さんは、落語研究家 正岡 容の門下生から落語家になっただけあって、 落語への深い洞察と知識、それに実演家でないと判り得ない経験が豊富。 その米朝さんの落語論には興味を感じずにはいられません。 内容は“何故、落語と呼ぶの?”“扇子は何に使うの?”などの素朴な話から、 ネタ、約束事、由来、歴史など、落語とは何たるかについて幅広く、深く、 そして米朝さんの感想を交えて判り易く、懇切丁寧に説明されています。 また、円朝、金語楼、文楽、志ん生、桂 春団治ら落語史上の人物を伝説化せず、 時代の流れを背景に、彼等の立場、人物像を学術的に捉えた視点は新鮮で面白かったです。 エピローグには特に考えさせられることが多かったので引用して結びといたします。 ●落語は現世肯定の芸であります。 (感想:「落語は人間の業の肯定」と言った立川 談志と同じ考察か。) ●落語には極悪人は出て来ませんが、大人物も出て来ません。 大きなことは望まない。泣いたり笑ったりしながら、一日一日が無事にすぎて、 なんとか子や孫が育って自分はとしよりになって、やがて死ぬんだ……それでいい ――というような芸です。 (感想:普通のことがなかなかどうして。そうありたいものです。本当。) ●落語の基礎とするのはごく普通の「常識」、これであると思います。 (感想:常識を持たない人間は、非常識を語れないということか。) ●落語は汗を流して大熱演する芸ではないのです。 根底の、そもそもが「これは嘘ですよ、おどけばなしなんです。 だまされたでしょう。アッハッハッハ」という姿勢のものなのです。 (感想: 落語は大衆芸能であるべき。”落ち”があるから気取らずに聴ける。 “落ち”で緊張が弛緩され現実世界に戻る。“落ち”があるから落語という) ●落語というものは、「人を馬鹿にした芸」なのですから、洒落が生命なのです。 (感想:以前、高座でふて腐れて引込んだ奴が居たなぁ。確かに笑わせてナンボ。) 特に、この本の結びでもあり、師匠の桂 米団治から言われたという言葉は、 頭脳労働サラリーマンの身にも染みるお言葉でした…。 ●「芸人は、米一粒、釘一本もよう作らんくせに、酒が良えの悪いのと言うて… むさぼってはいかん。…値打は世間がきめてくれる。 ただ一生懸命に芸をみがく以外に、世間へお返しの途はない。 また、芸人になった以上、末路哀れは覚悟の前やで」

Posted by ブクログ

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