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君は永遠にそいつらより若い
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 2005/11/10 |
JAN | 9784480803948 |
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君は永遠にそいつらより若い
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商品レビュー
3.8
59件のお客様レビュー
心に刺さる作品だった。一歩引いた目線の一人称が好き。日本のどこかにホリガイとイノギさんが確かに存在しているように感じる。ホリガイの芯にある、生き辛さと不可分な優しさを尊敬する。
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主人公はいわゆる陰キャなのかと思いきや、すごく行動力があって、相手のことに真剣で、、こんな人、ほんとうにいたら、友達になりたい。 導入部がなんとなく厨二病的というか、個性派ぶっているような感じがしてしまって、むず痒さを感じながら読み進めたが、話がどんどん思った方に進まなくて、S...
主人公はいわゆる陰キャなのかと思いきや、すごく行動力があって、相手のことに真剣で、、こんな人、ほんとうにいたら、友達になりたい。 導入部がなんとなく厨二病的というか、個性派ぶっているような感じがしてしまって、むず痒さを感じながら読み進めたが、話がどんどん思った方に進まなくて、SFでもない日本の日常の話なのに、ハラハラした。 主人公のキャラクターと同じで、全部が予想外。 また、就活中の大学生のなんとも言えない空気感がうまい気がする。自身のを思い出して少し切なくなった。
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『もう頬づえはつかない』を読んで大学生とはこういうものかと思い、『なんとなく、クリスタル』を読んで全く違った学生生活に驚き、『ノルウェイの森』にはなぜかリアリティを感じた。本作はそうした大学生の生活ぶりを描いた作品に連なるのかと思ったらやや趣が違った。学生生活を描いてはいるけど、...
『もう頬づえはつかない』を読んで大学生とはこういうものかと思い、『なんとなく、クリスタル』を読んで全く違った学生生活に驚き、『ノルウェイの森』にはなぜかリアリティを感じた。本作はそうした大学生の生活ぶりを描いた作品に連なるのかと思ったらやや趣が違った。学生生活を描いてはいるけど、前半部分にちりばめられた様々な友人とそのエピソード、本人の就職志望動機と就職希望先が後半ミステリのように意味を持ってつながってくる流れに驚き、タイトルと装丁の意味が分かった時には脱帽(タイトルは出版時改題されているが絶対に今のタイトルの方がよい。装丁も文庫版より単行本の方がよい)。これがデビュー作らしく文章がやや硬いが、最近読んで引かれた文章の面白さの片鱗がそこかしこに。一番気に入ったのは「ユニセフに怒られてもいいから、どうにかできんもんかな。原付で軽く轢くとか」(p.109)。こんな表現ちょっと思いつかない。 映画化されたようだが、私の中でホリガイは(年齢を無視して)江口のりこだった。
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