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誘拐 ちくま文庫
924円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2005/10/07 |
| JAN | 9784480421548 |
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誘拐
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商品レビュー
4
72件のお客様レビュー
有名なノンフィクションなので読んでみた。冒頭、被害者や遺族だけでなく事件当日に公園にいた人々のそれぞれの背景まで細かく描写されていて驚いた。まるで小説のような描写に著者の文章の上手さと綿密な取材力を感じた。 犯罪ノンフィクションはよく読むけど、本作の特徴は被害者家族と犯人の視点...
有名なノンフィクションなので読んでみた。冒頭、被害者や遺族だけでなく事件当日に公園にいた人々のそれぞれの背景まで細かく描写されていて驚いた。まるで小説のような描写に著者の文章の上手さと綿密な取材力を感じた。 犯罪ノンフィクションはよく読むけど、本作の特徴は被害者家族と犯人の視点を同じ時間軸で描いていることだと思う(だから小説ぽい?)。被害者側の吉展ちゃんが無事で見つかってほしいという視点と、捕まるんじゃないかとヒヤヒヤする犯人側の視点を両方味わえた。事件について敢えて事前情報なしで読んだが、吉展ちゃんの安否については最後まで書かれていないのも上手いと思った。 戦後の街や人々の雰囲気なども活き活きと描かれており、今も色褪せることのないノンフィクションという宣伝文句にも納得がいった。
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自身滅多に読まないノンフィクションでした。 時代背景や、登場人物ひとりひとりの心情描写など細かく描かれているので、感情移入がしやすかった。 後半の犯人の描写は時代問わず考えさせられるものがあると思うが、やはりならぬものはならぬものです。
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1963年に東京で起きた誘拐事件「吉展ちゃん誘拐事件」を描いている。この事件は、警察の失態により身代金を奪われ、吉展ちゃんも戻らず2年が経過した。迷宮入りかと思われたが、捜査員の粘り強い捜査で犯人を逮捕することができた。 本の帯にはこうある。「ノンフィクション史に刻まれた圧...
1963年に東京で起きた誘拐事件「吉展ちゃん誘拐事件」を描いている。この事件は、警察の失態により身代金を奪われ、吉展ちゃんも戻らず2年が経過した。迷宮入りかと思われたが、捜査員の粘り強い捜査で犯人を逮捕することができた。 本の帯にはこうある。「ノンフィクション史に刻まれた圧倒的傑作」と。まさにその通りだと思った。綿密な取材により、事件の全貌を描き出している。特に犯人の生い立ちから事件を起こすまで、そして事件を起こしてからの行動を詳しく描いている。 犯人は死刑判決を受けて執行されたが、ことさら犯人を極悪人と決めつることなく、犯行の背景を描き出しているのは好感がもてる。
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