ぬしさまへ 新潮文庫

畠中恵(著者)

• 販売会社／発売会社: 新潮社
• 発売年月日: 2005/11/28
• JAN: 9784101461229

商品レビュー

2010/05/28

「しゃばけ」シリーズ…

[文庫ＯＦＦ]

「しゃばけ」シリーズの第2弾、短編集。相変わらず面白いです。今回は主人公・一太郎の幼なじみである栄吉や、異母兄である松之助がメインだったり、さらには色男の手代・仁吉の意外な片恋の相手が明らかになったり（！）とサイドストーリー的なものが多いです。どの物語も良いですね。「しゃばけ」の舞台裏を見ることが出来たような気がして、ファンにはたまらない1冊です！第3弾も楽しみです。

2010/05/28

お江戸の妖怪ファンタ…

[文庫ＯＦＦ]

お江戸の妖怪ファンタジー小説第二作。短編集。小さな謎と、長崎屋の舞台、という大枠は同じながら構成が様々に工夫されていて飽きさせません。ほのぼのとした空気も健在。ときどきぞくりと恐くなるようなシーンもあります。過去話がいくつかあったのが個人的に嬉しかったです。

2010/05/28

しゃばけシリーズ②。…

[文庫ＯＦＦ]

しゃばけシリーズ②。６話から成る短編集。うち４編は虚弱な若だんな一太郎が、妖に協力してもらって殺人事件を見事に解決するというもの。下手人を探すのがメインというよりは一太郎の人柄、優しさにほろっとさせられたり、妖の手代をはじめ個性豊かな妖たちが織り成す温かくてほんわかした話。「空のビードロ」は始まりから物騒でこのシリーズに似つかわしくない気がしましたが、やはり最後はジーンとくるステキな終わり方でした。私は「仁吉の思い人」(仁吉のイラストが見れたし♪)と不思議な世界に迷い込んだような話「虹を見し事」が特に好き