商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2005/10/25 |
JAN | 9784120036767 |
- 書籍
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東京飄然
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東京飄然
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商品レビュー
3.8
31件のお客様レビュー
こういうやさぐれ系の文体がずっと好きで、それに類似する作家さん数多読んできたけど、久しぶりに読んだら、自分が成熟した分、他の作家さん、なんか無理してやさぐれてるのが透けて見えるって言うか、何か読んでて恥ずかしくなるっていうか。興醒めしてあらかた処分してしまった。 どっこい、町田康...
こういうやさぐれ系の文体がずっと好きで、それに類似する作家さん数多読んできたけど、久しぶりに読んだら、自分が成熟した分、他の作家さん、なんか無理してやさぐれてるのが透けて見えるって言うか、何か読んでて恥ずかしくなるっていうか。興醒めしてあらかた処分してしまった。 どっこい、町田康氏の文体って、もう圧倒的で。一見やさぐれ、汚れに見えるのに、美しくて、色褪せない魅力。このリズム。言葉の選択が、秀逸すぎる。 Kindle版でも出して欲しいの。 何故って、Kindleの読み上げ機能使って、無機質な機械音声で、この美文飄々と読み上げる様、聴けば、ミスマッチで大爆笑間違いなしと思うから。 仕方なく今、ギケイキを代わりに読み上げさせてるけど、この東京飄然、Kindle版熱望します。
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なんとも奇妙な、展開だ。飄然と街に出て歩く。ただ歩くが、歩きながら発すら言葉にひきつけられるその歩きも、繋がっているようなないような。カラー写真も載っているが、その写真も、その物語の展開に繋がっているのかいないのか。 自宅から地下鉄で早稲田へ、早稲田から荒川線で、飛鳥山と王子稲荷...
なんとも奇妙な、展開だ。飄然と街に出て歩く。ただ歩くが、歩きながら発すら言葉にひきつけられるその歩きも、繋がっているようなないような。カラー写真も載っているが、その写真も、その物語の展開に繋がっているのかいないのか。 自宅から地下鉄で早稲田へ、早稲田から荒川線で、飛鳥山と王子稲荷へ。そのあと、鎌倉から江ノ島へ。と思うと、仕事で大阪へ。大阪で、若かりしころよく食べたむかしながらの串カツを食べたいと思い、梅田へ行くが、なつかしの串カツは食べられない。東京へ帰って、新橋なら食べられるだろうと、行ってみる。まさに飄然。
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すごいしょうもないことばっか言ってんなー。ふと、気づくと、至極真っ当なこと言ってんなー。次の瞬間には、やっぱしょうもねー。そんな繰り返し。しかし、俗に塗れ、俗に囚われないようにこういったものを書くとしたら、そうなるんだろうなー、と納得したり、これ読んでる時間しょうもなかったなー、...
すごいしょうもないことばっか言ってんなー。ふと、気づくと、至極真っ当なこと言ってんなー。次の瞬間には、やっぱしょうもねー。そんな繰り返し。しかし、俗に塗れ、俗に囚われないようにこういったものを書くとしたら、そうなるんだろうなー、と納得したり、これ読んでる時間しょうもなかったなー、と思ったり。
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