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カレーソーセージをめぐるレーナの物語 Modern & Classic
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2005/06/13 |
JAN | 9784309204390 |
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カレーソーセージをめぐるレーナの物語
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カレーソーセージをめぐるレーナの物語
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商品レビュー
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11件のお客様レビュー
大戦末期のハンブルグ。未亡人レーナは、脱走兵ブレーナーを自宅にかくまう。見つかったら銃殺刑、人目を忍ぶ緊張の日々が物語の冒頭に描かれるが、ハンブルグが降伏した時にはレーナの恋情に火がついていた。かくしてレーナは、戦争が終わったことを隠し続ける...。 ドイツのソウルフードである...
大戦末期のハンブルグ。未亡人レーナは、脱走兵ブレーナーを自宅にかくまう。見つかったら銃殺刑、人目を忍ぶ緊張の日々が物語の冒頭に描かれるが、ハンブルグが降伏した時にはレーナの恋情に火がついていた。かくしてレーナは、戦争が終わったことを隠し続ける...。 ドイツのソウルフードである「カレーソーセージ」のルーツに興味を持った主人公が、屋台第一号を開いたレーナに発明のエピソードを尋ねる。その聞き書きが本書。であるがレーナの話は一向にカレーソーセージにつながらず、戦前戦後のブレーナーとの物語を延々と語り続ける。前半から中盤にかけてもどかしいのだが、終盤の展開は鮮やか。それこそ一流料理人によって手際よくフライパンのなかで転がされたような気持ち。 ひょんな偶然と、運命的なめぐりあわせによって誕生した偶然の逸品「カレーソーセージ」が出来上がる場面は、ドラマに満ちており、ドイツの悲劇をも語っている。そして何よりおいしそう! 小品ですが、素晴らしい小説です。エンディングも記憶に残る印象的なものでした。
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レーナ・ブリュッカー夫人の人柄 どんな状況も笑いに変えること、 自分自身を笑い飛ばすこと。 カレーは憂鬱を吹き飛ばす神様の食べ物 終戦まぎわのドイツ 語られない一ヶ月の生活、愛情。 隣人愛。一人一人の歴史。 したたかに生き抜いていくこと。 ユーモア。
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2015年7月26日に開催されたビブリオバトルinいこまで発表された本です。テーマは「カレー」。チャンプ本!
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