商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社/ |
発売年月日 | 2005/06/20 |
JAN | 9784560720820 |
- 書籍
- 新書
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商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
「~でしょう」とデカルトが語りかけるような訳が良いと思って本書を選んだ。言い回しは平易だけど、哲学としての主張(我思うゆえに我あり、心身二元論)は本書だけではよく理解できなかったので「ソフィーの世界」のデカルトの項も読んで少しわかった。 全体第1~6部のうち、第1部が興味深かっ...
「~でしょう」とデカルトが語りかけるような訳が良いと思って本書を選んだ。言い回しは平易だけど、哲学としての主張(我思うゆえに我あり、心身二元論)は本書だけではよく理解できなかったので「ソフィーの世界」のデカルトの項も読んで少しわかった。 全体第1~6部のうち、第1部が興味深かった。学問としてなぜ医学や法学や文学や修辞学はつまらなくて、数学や哲学はおもしろいかを語っている。「全てを疑ってかかる」と言うわりには第4~6部あたりで独断が目立ち、結構調子のよい人という印象。
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近代思想の父 ルネ・デカルトの本。 養老孟司さんの言葉を借りるなら「本を読むのに適切な時期」ではないらしい。 もう少し修行してから読み直そうと思います
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訳者解説より。デカルトは、だれよりも先入観をしりぞけ疑うことを通して考える働きを人間存在の本質だと見抜き理性を正しく導いていろいろな学問で心理を探す方法を発見し、実践した人であった。デカルトは久しく近代思想の父と呼ばれていた。新しいパラダイムが打ち立てられるにいたらなかった時期...
訳者解説より。デカルトは、だれよりも先入観をしりぞけ疑うことを通して考える働きを人間存在の本質だと見抜き理性を正しく導いていろいろな学問で心理を探す方法を発見し、実践した人であった。デカルトは久しく近代思想の父と呼ばれていた。新しいパラダイムが打ち立てられるにいたらなかった時期に、徹底的な懐疑のはてに、考える自我の直感から、主体性を確立すると同時に一転して自分の体、物体世界を延長として、数理科学に研究する方法の基礎をすえ近代文明に道を開いた。 言葉のメモ。どんなことでも本物だとはっきり認識しないうちはけっしてほんものとして受け取らないこと。自分の行動にあたってできるだけしっかりして、決断済みであるようにすること。そして意見がどんなに疑しいものでも、いったんそれに決めたときは、一貫して変わらずにそれに付き従うということ。運命に打ち勝つよりはむしろ自分に打ち勝つように。そして世間の秩序よりも自分の欲望を変えるように。
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