商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2005/01/18 |
| JAN | 9784000023986 |
- 書籍
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読む力は生きる力
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読む力は生きる力
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商品レビュー
4
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※このレビューにはネタバレを含みます
本書で最も印象に残ったのは、読書がゲームやアニメ、映画といった他のメディアと決定的に異なる点である。それは、読者自身に主導権があるということだ。登場人物の顔や声、雰囲気、風景描写——すべてを自分の頭の中で想像力を働かせて作り上げていく。この想像を通じて創造したものこそが、読書体験をより豊かにし、心に深く刻み、心のつながりとなるのだ。 そう考えると、私が時折感じる「本は帰れる場所」「懐かしい友達のように思える」という感覚の正体が見えてきた。それは自分の想像力で作り上げた世界だからこそ、深く個人的で、何度でも立ち戻れる場所になっているのだと気づいた。映像作品では、制作者が用意した世界をそのまま受け取るが、読書では自分が能動的に世界を構築する。だからこそ、その体験は唯一無二のものとなり、長く心に残り続けるのだろう。 『読む力は生きる力』というタイトルには、変化の目まぐるしい現代社会において、心の拠り所となる場所を作れる読書の必要性が込められていると私は捉えた。現代の子どもたちは、昔と比べて大人との接点が激減し、限られたコミュニティの中で生活することを強いられている。そんな環境の中で、本を通じた間接的な人との接点が、多様な価値観や生き方に触れる貴重な機会になると筆者は考えているのだ。 正直に言えば、私はこれまで「読書をする意味」について深く考えたことはなかった。知りたいことがあれば読む、結末を知らずにはいられなければ読み切る——それだけだった。それほど読書好きだったという自覚もない。しかし本書を読んで、それは子ども時代に読書の成功体験を得ていたからこそ可能だったのだと気づいた。 読書が特別なことではなく、生活の中に自然に溶け込んでいたこと。無理に「読まなければ」と思わなくても、必要な時に本を開けること。それこそが本当の「読む力」なのかもしれない。そしてその力は、変化の激しい時代を生きる上で、確かに「生きる力」となっているのだと実感した。 現代の子どもたちの中には、「読まずにはいられない」という体験に至る前に読書から離れてしまう子も多いのかもしれない。成功体験を得る前に、他の魅力的なメディアに時間を取られたり、読書を「させられる」ものとして捉えてしまったり。だからこそ、子どもたちが自分の想像力で世界を創造する喜びを味わえる環境を、大人たちが整えていく必要があるのだろう。
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「文字は読めるのに本は読めない」 これは大学生だけじゃない。小学生高学年でも顕著だった。 ああそうだったのか。少し理由が見えてきた。 絵本に親しんだ後、あるいは親しむ前に、動画やテレビ、ゲームにふれてしまって、想像力が育まれてないこと。 可愛い表紙やカラフルな挿し絵の絵本、読みや...
「文字は読めるのに本は読めない」 これは大学生だけじゃない。小学生高学年でも顕著だった。 ああそうだったのか。少し理由が見えてきた。 絵本に親しんだ後、あるいは親しむ前に、動画やテレビ、ゲームにふれてしまって、想像力が育まれてないこと。 可愛い表紙やカラフルな挿し絵の絵本、読みやすいダイジェストのものの本がまた想像力の育成を妨げる。 逆に挿し絵が地味な本、シンプルな本を親子で読み進めることが大切だったのか。昔からある定番な絵本や物語を。 学校も「読書50冊運動」が県からおりてきて、教師もそれをノルマのようにこなしている。「なんでもいいからたくさん読もう」と。それがまた読書離れを加速するのに。 何度も読みたくなる本を教師や大人、あるいは児童相互で紹介すれば避けられるかもしれない。 読書から得られるメタ認知能力、俯瞰力は生きていく上で必要な力。読書で構成力を学ぶことも然り。 自分もたくさん失敗してきた。でもこれからだ。 脇明子さんからのメッセージを周囲に伝え、私自身も読書を楽しんでいきたい。読書は未知との過去との友との遭遇だから。
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豊かな人生を生きていく為に読書は大いに助けになる。 だけど、本を選び間違えてしまうとマイナスに作用してしまうこともあるので、しっかり読書力がつくまで大人が子供の成長に合わせて読む本をマネジメントしていくのが良いとの事でした。 とにかく何でもいいから本を読んでおいたらいいかな〜の私...
豊かな人生を生きていく為に読書は大いに助けになる。 だけど、本を選び間違えてしまうとマイナスに作用してしまうこともあるので、しっかり読書力がつくまで大人が子供の成長に合わせて読む本をマネジメントしていくのが良いとの事でした。 とにかく何でもいいから本を読んでおいたらいいかな〜の私は目から鱗でした。 今の若いもんは甘くて柔らかいもんばっかり食うてる。もっと固いもんも食えー みたいな説教じみた文章を多少感じてしまったのですが、全体的に著者から本や教育に対する強い愛や使命感を感じました。 読み聞かせの絵本や今後、児童文学を薦めるときの参考にしようと思います。
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