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モナドロジー・形而上学叙説 中公クラシックス
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モナドロジー・形而上学叙説 中公クラシックス

ゴットフリート・ライプニッツ(著者), 清水富雄(訳者), 竹田篤司(訳者), 飯塚勝久(訳者)

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モナドロジー・形而上学叙説 中公クラシックス

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2005/01/08
JAN 9784121600745

モナドロジー・形而上学叙説

¥1,760

商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2023/12/07

幾何学、科学への指向性、神学への指向性、デカルトなどポストスコラ哲学への批判という指向性、立場上言えないこともあろうというバイアス、これらが幅広い解釈に耐えるスタイルを作ってるように思う。はじめの解説を読んでから本編に行ったから楽しめたところ多い。形而上学序説のほうは途中でやめた...

幾何学、科学への指向性、神学への指向性、デカルトなどポストスコラ哲学への批判という指向性、立場上言えないこともあろうというバイアス、これらが幅広い解釈に耐えるスタイルを作ってるように思う。はじめの解説を読んでから本編に行ったから楽しめたところ多い。形而上学序説のほうは途中でやめた。 合わせ鏡の複雑系の世界を描き、神はこれを秩序立てていることを、この解析によって解き明かす、「予定調和」の興奮。彼は孤独ではあったとしても、その瞳孔は常に濡れて開いていたのではないか。 しかしながら、この形而上学がどのように効いてくるのかわからない。スピノザはもうカンフル剤ですが。

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2022/01/08

予定調和(心身問題) 【魂は自らの法則に従い、身体もまた自らの法則に従う。それでも両者が一致するのは、あらゆる実体のあいだに存する予定調和のためである。なぜなら、どの実体も同じ一つの宇宙の表現なのであるから。(ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ(1646-1716))】 ...

予定調和(心身問題) 【魂は自らの法則に従い、身体もまた自らの法則に従う。それでも両者が一致するのは、あらゆる実体のあいだに存する予定調和のためである。なぜなら、どの実体も同じ一つの宇宙の表現なのであるから。(ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ(1646-1716))】  「七八―――これらの原理によって、私は魂と有機的な身体との結合、すなわち一致ということを自然的に説明する方法を得たのである。魂はみずからの法則にしたがい、身体もまたみずからの法則にしたがう。それでも両者が一致するのは、あらゆる実体のあいだに存する予定調和のためである、どの実体も同じ一つの宇宙の表現なのであるから。  七九―――魂は目的原因の法則にしたがい、欲求や目的や手段によって作用する。物体[身体]は作用原因の法則つまり運動の法則にしたがって作用する。しかもこの二つの領域、作用原因の領域と目的原因の領域のあいだには調和が存している。」 「八一―――この説によると、物体[身体]は魂がないかのように(これはありえない仮定だけれど)作用し、魂は物体[身体]がないかのように作用する。」

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2020/09/16

ライプニッツ モナドロジー モナドの定義に始まり、神と人間の関係を論じた形而上学の本 宇宙やら神話やら、話が大きすぎてわからないので、ライプニッツは カトリックとプロテスタントの対立を調和するために、この本を書いたと仮定して読んだ。 モナドの意味は、神が 人間や世界に与える...

ライプニッツ モナドロジー モナドの定義に始まり、神と人間の関係を論じた形而上学の本 宇宙やら神話やら、話が大きすぎてわからないので、ライプニッツは カトリックとプロテスタントの対立を調和するために、この本を書いたと仮定して読んだ。 モナドの意味は、神が 人間や世界に与える力〜森羅万象や自然のシステム ライプニッツの調和プロセス *神と世界の根本原理(形而上学)を統一させる体系を作る *モナドにより、多様な世界において 調和を図ることを君主に説く モナドの無窓性「モナドには、そこを通って出入りできる窓はない」の意味は、ここでのモナドは 信仰心や神であり、モナドを共有すれば、カトリックとプロテスタントは 互いに侵害することはないことを意味? モナドの表象性とは、単一実体の中に 多様性を持っている状態〜神という単一実体の中であっても、カトリックとプロテスタントという多様性が是認できる存在であることを意味? モナドとは単一実体。自然における真理のアトムであり、森羅万象の要素 モナドと世界の関係〜宇宙の活きた永続的な鏡 *個々のモナドは 内に世界を表出し、その世界は表出しあい、対応しあうモナドの総称 *世界は唯一でありながら、それが現象するとき、我々の視点の違いに伴い、無数の世界として現れる

Posted by ブクログ

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