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誘拐 新装版 高木彬光コレクション 光文社文庫
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誘拐 新装版 高木彬光コレクション 光文社文庫

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誘拐 新装版 高木彬光コレクション 光文社文庫

984

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2005/06/13
JAN 9784334738969

誘拐 新装版

¥984

商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

高木彬光コレクション…

高木彬光コレクションの第二巻。犯人の独白と実際の事件が、交互に語られながら物語は進んでいく。誘拐という捜査の難しい犯罪を背景に、犯人と弁護士の頭脳の対決が繰り広げられる。土屋隆夫の「針の誘い」と並んで誘拐ミステリの傑作だと思う。

文庫OFF

2015/06/23

実際にあった「尾関雅樹ちゃん誘拐殺人事件」をヒントにしたお話です。 昔はけっこう営利目的の誘拐殺人事件があったんだね。 絶対にダメなことだけど、生活苦とか理由がそれなりに見える部分はあったみたい。 今は自分の快楽だけを目的にした変な誘拐のほうが増えてるように思う。 巻末に「野...

実際にあった「尾関雅樹ちゃん誘拐殺人事件」をヒントにしたお話です。 昔はけっこう営利目的の誘拐殺人事件があったんだね。 絶対にダメなことだけど、生活苦とか理由がそれなりに見える部分はあったみたい。 今は自分の快楽だけを目的にした変な誘拐のほうが増えてるように思う。 巻末に「野放しにされた精神病者」に一般人が危害を加えられても減刑されたり罪に問われない構造をなんとかしなくてはいけないって文章があって、今はこんなこと大っぴらには言えないよな~って思いました。 小説での犯人は、罪がバレて捕まってもきちんと減刑されるように、犯行前に自ら精神科を受信していたってお話でした。 今だったら絶対に出版NGがかかりそうなお話だけど、いろいろ考えさせられたよ。

Posted by ブクログ

2014/12/04

誘拐事件の裁判を何度も傍聴した犯人は、自身の犯行計画を練り上げ実行。警察の捜査が暗礁に乗り上げると、弁護士・百谷泉一郎が登場し真相を究明していきます。 はっきり言って事件自体はオーソドックスで地味です。しかし、犯人の計画が明らかになると数々の伏線がしっかり機能していたことが分か...

誘拐事件の裁判を何度も傍聴した犯人は、自身の犯行計画を練り上げ実行。警察の捜査が暗礁に乗り上げると、弁護士・百谷泉一郎が登場し真相を究明していきます。 はっきり言って事件自体はオーソドックスで地味です。しかし、犯人の計画が明らかになると数々の伏線がしっかり機能していたことが分かり驚かされます。 犯人を捕まえる一大作戦が本格にはあるまじき行為に思えるところや、犯人の見落としが間抜け過ぎるのは気になるところですが、完璧と思われる犯罪が一瞬で水の泡になるクライマックスの落とし方は非常にインパクトがあり大きな満足感を得られます。

Posted by ブクログ

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