商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 論創社 |
発売年月日 | 2005/12/20 |
JAN | 9784846006501 |
- 書籍
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ローリング邸の殺人
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ローリング邸の殺人
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ケイン警部の元を訪れた怪しげな男。その男は「友人の命が狙われているから助けて欲しい」と依頼する。ローリング邸では命を狙われていると主張する傍若無人な主人、虐待を受けている様子を匂わせる年若い妻とその姉、主治医に執事……それぞれ腹に一物ある様子。不穏な気配が充満する館の中で、ついに...
ケイン警部の元を訪れた怪しげな男。その男は「友人の命が狙われているから助けて欲しい」と依頼する。ローリング邸では命を狙われていると主張する傍若無人な主人、虐待を受けている様子を匂わせる年若い妻とその姉、主治医に執事……それぞれ腹に一物ある様子。不穏な気配が充満する館の中で、ついに主人が謎の死を遂げて―― いやぁ、物語とトリックと各登場人物のキャラクターとが見事に絡まってサスペンスの盛り上げ方が絶妙。面白かった。 最初にある登場人物一覧みて、人数の少なさに「えっこれで大丈夫?」と不安になるもそんなの問題ありませんでしたね。最後まで読者を振り回してくれる一級品でした。
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ノートン・ケイン・シリーズ 病気休職中のケイン警視の元を訪れたジョン・ファデラーと名乗る男。友人であるアーロン・ローリングに迫る危機を訴える。アーロンの妻サラにローリング邸を追いだされたファデラー。ローリング邸を訪れたケイン。部屋を貸すという広告。屋敷の中に入り込むケイン。サラとサラの姉であるジュリア・ヴィンセントの怪しい会話。消えた広告。自らの命の危機を訴えるアーロン。アーロンの死。遺産の大部分を残された執事のランダー。モルヒネ中毒で殺害されかけたヴィンセント。ランダーに託されたアーロンの死の直前の手紙。犯人を告発する手紙。医師であるグリーン・ヒューリングを追い詰めるケイン警視。 2011年3月6日読了
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いわゆる館もの。 陰鬱な屋敷に癖のある住人が住み、主人が不審な死を遂げ、容疑者は怪しい動きをし、遺言状は不自然で、続いて第二の事件が起こり……と、展開自体はノーマル。 だが、探偵役のケイン警視が病気療養中で、なおかつ(一種の)隠密捜査であるということもあり、とても静かに事件が展開...
いわゆる館もの。 陰鬱な屋敷に癖のある住人が住み、主人が不審な死を遂げ、容疑者は怪しい動きをし、遺言状は不自然で、続いて第二の事件が起こり……と、展開自体はノーマル。 だが、探偵役のケイン警視が病気療養中で、なおかつ(一種の)隠密捜査であるということもあり、とても静かに事件が展開していくのが印象的。 事件も少なく、登場人物もまた少ない中、どんなサプライズを魅せてくれるかと思ったら、最後50ページ弱にかけて怒涛の展開。 まんまと騙されていた。 トリック自体は気になるところもないわけではないけど、序盤から仕掛けられている伏線が素晴らしい。 最近の作品のような派手さはないけど、堅実な良作だった。
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