商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2005/12/19 |
| JAN | 9784003400937 |
- 書籍
- 文庫
アメリカのデモクラシー 第一巻(下)
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アメリカのデモクラシー 第一巻(下)
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商品レビュー
4.4
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本書でトクヴィルは、アメリカでは「人民」があらゆる権力の源泉であるという国民主権の実態と、その帰結を論じている。 ■民主主義を動かす要素と欠点 トクヴィルは以下の活動が民主主義を動かす重要な要素だと指摘している: ・政党 ・出版の自由(特に多様な地方紙) ・政治結社(社会の個別...
本書でトクヴィルは、アメリカでは「人民」があらゆる権力の源泉であるという国民主権の実態と、その帰結を論じている。 ■民主主義を動かす要素と欠点 トクヴィルは以下の活動が民主主義を動かす重要な要素だと指摘している: ・政党 ・出版の自由(特に多様な地方紙) ・政治結社(社会の個別課題を解決するための集団の力) 一方で、民主政治の欠点も率直に指摘している。必ずしも優れた人物を指導者に選ぶとは限らず、財政的な浪費を招きやすいという。 ■民主制の利点と最大の脅威 民主制には社会全体に強力な活力を与え、市民に愛国心や法への尊重を育むという大きな利点がある。しかし、トクヴィルが最大の脅威として警告するのは「多数の暴政」——少数者の権利や精神の自由を侵害しかねない危険です。この危険を緩和する要因として、彼は法律家の精神や陪審制度の役割を高く評価している。 ■民主共和政を支えるもの 民主共和政が維持される主因として、トクヴィルは地理的条件や法制以上に、国民の「習俗」や宗教の影響力を重視している。巻末では、先住民の悲劇的な運命と黒人奴隷制がもたらす人種間の葛藤が、アメリカの将来に深刻な危機をもたらすと予言している。 ■現代への問い 200年前の本書の洞察が、驚くほど現代アメリカ社会の良い面も悪い面も言い当てていることに驚く。それと同時に、悪い面に拍車がかかっている印象も受ける。これは人類の悲しいバグなのだろうか。仕組みで改善することはできないのだろうか。
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デモクラシーがどのように機能しているか。 民主制を無条件に賞賛するのではなく、多角的に冷静に評価。 ・公務員の権力の執行と権威の分離 ・外交における一定性 ・民主制がとる手段(法律)は貴族制のそれに比べて不完全。しばしば意図せず自分自身の利益を害する。だが民主制が目指すとこ...
デモクラシーがどのように機能しているか。 民主制を無条件に賞賛するのではなく、多角的に冷静に評価。 ・公務員の権力の執行と権威の分離 ・外交における一定性 ・民主制がとる手段(法律)は貴族制のそれに比べて不完全。しばしば意図せず自分自身の利益を害する。だが民主制が目指すところは貴族制の目的より有益 ・民主政治の自由の下では、行政の達成が特にすぐれているわけではなく、人民が行政の介入なしに、行政と無関係に行う事業が巨大なのである
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19世紀フランスの政治学者・政治家トクヴィルによる著名なアメリカ論。地方自治、出版、陪審制などが具体的に考察されている。黒人やインディアンについても、最終章で論じられている。これだけの著作を弱冠29歳で、しかも僅か9か月間の滞在で著したことに驚く。
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