商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2005/09/25 |
JAN | 9784163241401 |
- 書籍
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遠くて浅い海
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遠くて浅い海
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
蘭子の絶望がそこにあるとは思わなかった。絶望を克服するものが信仰で、将司は蘭子の拠り所どころかその元凶だったことになる。出会いと縁、いいことばかりじゃない。
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最後のオチが気になって一気に読み終えました。天源の母にまつわる部分がとても悲しいですね。あいつもこいつも…結局あんだけ嫌気がさしてたお前もか!というか父親じゃねーか。的な(笑) 登場するキャラがどれも濃くて、飽きさせない展開がいいですね。最後のオチは少しイメージしていたものの、...
最後のオチが気になって一気に読み終えました。天源の母にまつわる部分がとても悲しいですね。あいつもこいつも…結局あんだけ嫌気がさしてたお前もか!というか父親じゃねーか。的な(笑) 登場するキャラがどれも濃くて、飽きさせない展開がいいですね。最後のオチは少しイメージしていたものの、あんなにも呆気なく?という部分はありますが、変に複雑なものを組み立てない方が良かったんでしょうね。 完全なジャケ買いだったもので、知りませんでしたが、どうやらシリーズものっぽいですね。 他の作品もちょっと読んでみたいかも。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
≪内容覚書≫ 消し屋の男。 消し屋の男の恋人(男)。見た目は女。 依頼してきた男。 消し屋のターゲットの天才。 天才の妹(…関係性忘れた)。 依頼は、天才を「自殺」させること。 さて、消し屋は、この依頼を達成できるのか。 ≪感想≫ 苦手なハードボイルドか、とハラハラしながら読んだ。 そんな感じではなくて一安心。 ただ殺すのではなく、「自殺」させる、という依頼が面白かった。 ただ、天才を「自殺」させる=限界を知って絶望、は、 多少パターンすぎるかな、と思わなくもなかった。 天才になったことがないのでわからないが、 そんな簡単に絶望しないで、そこでもうひとふんばりして、 よりよい世界を作るための努力をしてほしいと思う。 一緒に死んでいった元恋人の気持ちもつかみにくい。 なんでそうなるんだろう。 登場人物が、私の日常生活からかけ離れているため、 共感して楽しむ本ではないと思った。 そういう世界もあるし、そういう考え方もあるんだな、と、 新しい視点から考える本だった。
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