商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2005/09/12 |
JAN | 9784001163759 |
- 書籍
- 児童書
馬と少年 カラー版
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馬と少年 カラー版
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商品レビュー
3.8
12件のお客様レビュー
いままでのイギリス少年少女から離れ、ナルニア国産(?)の子供たちが主人公。ボーイミーツガールであり、アスランのデウスエクスマキナっぷりが良くわかる。
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主役は、アラブの国を思わせるカロールメンに住む少年。初めて、ナルニアの周辺の人間の住む国との関わりが描かれていて面白い。 ナルニアの物語を読んでいると思うのだけど、作者つまり北欧からみた理想とする情景とは、という文化的な思想が物語を通して感じられる。 読んだあと、ワインとチーズは...
主役は、アラブの国を思わせるカロールメンに住む少年。初めて、ナルニアの周辺の人間の住む国との関わりが描かれていて面白い。 ナルニアの物語を読んでいると思うのだけど、作者つまり北欧からみた理想とする情景とは、という文化的な思想が物語を通して感じられる。 読んだあと、ワインとチーズはなぜか食べたくなる。
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ナルニア国物語第五巻。時代は遡って舞台は南方へ。兄弟たちも脇役になり、サイドストーリー的な展開となる本巻は、世界観に厚みと広がりをもたらしたと思う。全体としては古典的なパターンで先が読めてしまう筋書きではあるものの、そこはナルニアナイズされていて、テンポもよく大変面白く読めた。し...
ナルニア国物語第五巻。時代は遡って舞台は南方へ。兄弟たちも脇役になり、サイドストーリー的な展開となる本巻は、世界観に厚みと広がりをもたらしたと思う。全体としては古典的なパターンで先が読めてしまう筋書きではあるものの、そこはナルニアナイズされていて、テンポもよく大変面白く読めた。しゃべる馬はファンタジーでは珍しくないけれど、ひっくり返って芝草に寝転びたがったり、肝心なときに勇気が出せなくて凹んじゃう馬はそうそういまい(笑)。またこの作者は悪人の扱い方もうまいと感じた。悪者がただひどい目にあうだけではなく軽いユーモアを交えているので子供にも安心して読ませられる。一応それぞれ一冊ずつ単体で読めるように書かれているシリーズではあるが、本書は特に単巻でこれだけでも読んでもらいたい傑作だ。
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