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馬と少年 カラー版 の商品レビュー

3.8

12件のお客様レビュー

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2024/05/30

いままでのイギリス少年少女から離れ、ナルニア国産(?)の子供たちが主人公。ボーイミーツガールであり、アスランのデウスエクスマキナっぷりが良くわかる。

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2022/10/02

主役は、アラブの国を思わせるカロールメンに住む少年。初めて、ナルニアの周辺の人間の住む国との関わりが描かれていて面白い。 ナルニアの物語を読んでいると思うのだけど、作者つまり北欧からみた理想とする情景とは、という文化的な思想が物語を通して感じられる。 読んだあと、ワインとチーズは...

主役は、アラブの国を思わせるカロールメンに住む少年。初めて、ナルニアの周辺の人間の住む国との関わりが描かれていて面白い。 ナルニアの物語を読んでいると思うのだけど、作者つまり北欧からみた理想とする情景とは、という文化的な思想が物語を通して感じられる。 読んだあと、ワインとチーズはなぜか食べたくなる。

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2022/01/29

ナルニア国物語第五巻。時代は遡って舞台は南方へ。兄弟たちも脇役になり、サイドストーリー的な展開となる本巻は、世界観に厚みと広がりをもたらしたと思う。全体としては古典的なパターンで先が読めてしまう筋書きではあるものの、そこはナルニアナイズされていて、テンポもよく大変面白く読めた。し...

ナルニア国物語第五巻。時代は遡って舞台は南方へ。兄弟たちも脇役になり、サイドストーリー的な展開となる本巻は、世界観に厚みと広がりをもたらしたと思う。全体としては古典的なパターンで先が読めてしまう筋書きではあるものの、そこはナルニアナイズされていて、テンポもよく大変面白く読めた。しゃべる馬はファンタジーでは珍しくないけれど、ひっくり返って芝草に寝転びたがったり、肝心なときに勇気が出せなくて凹んじゃう馬はそうそういまい(笑)。またこの作者は悪人の扱い方もうまいと感じた。悪者がただひどい目にあうだけではなく軽いユーモアを交えているので子供にも安心して読ませられる。一応それぞれ一冊ずつ単体で読めるように書かれているシリーズではあるが、本書は特に単巻でこれだけでも読んでもらいたい傑作だ。

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2013/01/14

先が読めちゃう話であるのですが、なかなか気持ちいい話でもあります。 多分、ナルニアって、それぞれの話に元になる聖書のエピソードがあるのだと思うのですが、これの元ネタは、今のところわからないです。 ヨブ記?ちょっと違う気がします。 どっちかというと、新約聖書の何かかな? ほん...

先が読めちゃう話であるのですが、なかなか気持ちいい話でもあります。 多分、ナルニアって、それぞれの話に元になる聖書のエピソードがあるのだと思うのですが、これの元ネタは、今のところわからないです。 ヨブ記?ちょっと違う気がします。 どっちかというと、新約聖書の何かかな? ほんのちょっとだけ、子どもにはわからないことを混ぜておくこの人の書き方は、けっこう好きかも。

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2010/04/20

ナルニア王国のDVDを図書館で借りて、一緒にこの本も借りました。 DVDはおにいの年ごろにはみごとヒットしました。 おもしろかった!と大喜び。 この本は、そのDVDの原作が入っています

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2010/03/12

3/6 図書館から借りてきました。「ライオンと魔女」と「カスピアン王子の角笛」の間のお話。今から楽しみです。3/10 読了。ナルニアのいいところはハッピーエンドになるのがわかっているので安心して読めること。そしてアスランの出てくるシーンはいつも自分がアスランにあってる気ような気に...

3/6 図書館から借りてきました。「ライオンと魔女」と「カスピアン王子の角笛」の間のお話。今から楽しみです。3/10 読了。ナルニアのいいところはハッピーエンドになるのがわかっているので安心して読めること。そしてアスランの出てくるシーンはいつも自分がアスランにあってる気ような気になってきてドキドキ。次が楽しみ。

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2009/10/04

おもしろーい! やられた! 最後の最後でやられたー! いやー、まさかだった。思わず読みながらニヤニヤしちゃったよー。 いやー、これはニヤニヤしちゃうね( ̄∀ ̄)ニヤニヤ。 このお話の主人公は、ナルニア国の南にあるカローメルンに住む、貧しい漁師のシャスタという少年。 シャスタは...

おもしろーい! やられた! 最後の最後でやられたー! いやー、まさかだった。思わず読みながらニヤニヤしちゃったよー。 いやー、これはニヤニヤしちゃうね( ̄∀ ̄)ニヤニヤ。 このお話の主人公は、ナルニア国の南にあるカローメルンに住む、貧しい漁師のシャスタという少年。 シャスタはカローメルンの国の子供ではなく、漁師で意地の悪い義父に拾われて奴隷のように育ったのですが、ある日自分自身がお金のために売られることを知ってしまい、その時に出会った言葉の話せる馬のブレーと共にブレーの故郷であるナルニアを目指すお話です。 その旅の間にもう一匹のものいう馬のフインや、それに乗ったアラビスという女の子とも出会い、結局四人でナルニアを目指すわけですが、ふとしたことでシャスタがナルニアの女王スーザンに出会って、シャスタはある使命にかられるわけです。 これ以上は読んでビックリして欲しいので、あまりネタバレはしないほうがよさそうですね。 とにかく、久々にタムナスさんに出会えた時はホロッとした! スーザンとエドマンドとルーシィも出てくるよ! アスランもちゃんと居たよ! いや、むしろ居たんだよー! 感動! ナルニア国物語はあと二冊ですね〜。 嬉し寂しいなぁ(*´∀`*)

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2009/10/04

カロールメンで育った身分違いの少年少女と、2頭のものいう馬の物語。カロールメンからナルニアへ向かう逃避行のさなかに、一行は偶然、カロールメン王の陰謀を耳にする。急を告げるため、メロスのように走る少年。身分の差、くだらない上流階級、阿諛追従の臣下たちに信義なき王家と、現実社会をうつ...

カロールメンで育った身分違いの少年少女と、2頭のものいう馬の物語。カロールメンからナルニアへ向かう逃避行のさなかに、一行は偶然、カロールメン王の陰謀を耳にする。急を告げるため、メロスのように走る少年。身分の差、くだらない上流階級、阿諛追従の臣下たちに信義なき王家と、現実社会をうつしたようなカロールメンに対して、ナルニアは自由の国、理想の国である。少年が走るのは「現実」に対する「理想」の勝利のためでもある(でもナルニアだって王制だしなあ、とちょっと思うけどね)。実は、ギリシャ神話にもグリム童話にもアラビアン・ナイトにもある、「予言を実現させないためにおこした行動が予言の成就を助けてしまう」物語の系譜に連なる話である。全盛期のナルニアが舞台であるにもかかわらず外伝っぽい感じがするのは、こちらの世界との交流がないからか。

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2009/10/04

ライオンと魔女で大活躍の4兄弟の治世で起こった物語です。4人がナルニアを立ち去るまでの間どんな風に治めてきたのか気になるところだったので、シリーズ5作目にしての登場は遅かったなぁ〜…と思いました。

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2009/10/04

まだ、ピーター・スーザン・エドマンド・ルーシーの王政の時代の、隣国の王子のお話です。ナルニアの衣装ずっと、西洋風のドレスとか、鎧が主だったのですが、隣国の衣装は、アラビア風です。全体的な雰囲気もアラビア風味です。話の中盤あたりから、ちょっと都合よすぎないか?と、感じますが、まぁフ...

まだ、ピーター・スーザン・エドマンド・ルーシーの王政の時代の、隣国の王子のお話です。ナルニアの衣装ずっと、西洋風のドレスとか、鎧が主だったのですが、隣国の衣装は、アラビア風です。全体的な雰囲気もアラビア風味です。話の中盤あたりから、ちょっと都合よすぎないか?と、感じますが、まぁファンタジーですから。今回、アスランは結構ちょこちょこ、出てきます。アレも、コレもアスランかよ!って突っ込みたくなるくらいです。

Posted byブクログ