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シーボルトの眼 出島絵師 川原慶賀
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シーボルトの眼 出島絵師 川原慶賀

ねじめ正一(著者)

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シーボルトの眼 出島絵師 川原慶賀

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 2004/05/01
JAN 9784087746938

シーボルトの眼

¥1,980

商品レビュー

4

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2025/11/17

とても面白かった。阿栄との会話が、さばさばしていて、愛情溢れていて、素晴らしかった。シーボルトは国外退去で済んだが、彼に関わった日本人は酷い目にあった。シーボルトが再来日した時のことは書かれていない。慶賀の人生はほぼ史実通りだと思うが、葛飾親子との関わりがあったのかどうか、私には...

とても面白かった。阿栄との会話が、さばさばしていて、愛情溢れていて、素晴らしかった。シーボルトは国外退去で済んだが、彼に関わった日本人は酷い目にあった。シーボルトが再来日した時のことは書かれていない。慶賀の人生はほぼ史実通りだと思うが、葛飾親子との関わりがあったのかどうか、私には分からない。

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2015/04/16

長崎出島物語  話は、出島絵師、川原慶賀が、オランダ人同士のセックス場面を目撃するところから始まる。この出だしが面白い。このことから、オランダ人が長崎にいる理由、その中の人間関係や政治性が交えて語られているからである。  所謂「シーボルト事件」を扱っているのだ、と気づくの...

長崎出島物語  話は、出島絵師、川原慶賀が、オランダ人同士のセックス場面を目撃するところから始まる。この出だしが面白い。このことから、オランダ人が長崎にいる理由、その中の人間関係や政治性が交えて語られているからである。  所謂「シーボルト事件」を扱っているのだ、と気づくのは、そうとうあとになる。主役はあくまで、慶賀であり、長崎出島と長崎の生活である。  シーボルトに自分の絵が本物でない、といわれ、改めて自分の絵を見つめなおす慶賀が、シーボルトの眼となり、日本の事物を描写していく様は面白い。  そして、それがピークに達するのが、江戸参府へのお供となっての道中である。シーボルトは慶賀に描かせたいものがいっぱいある。彼の好奇心は尽きるところがない。  そして、江戸で慶賀は葛飾北斎と会う。その絵を見て、全く自分に描けないものを見た慶賀は、その娘の阿栄と絵の勝負をすることになってしまうのだが…。    結局、シーボルトの好奇心と、シーボルト人気に対する商館長スチュルレルの嫉妬が「シーボルト事件」に発展し、慶賀もそこに巻き込まれる。    自分も絵を描くので、絵を描く人の話は面白い。また、「シーボルト事件」というのは、学校の教科書でしかしらなかったのだが、当時の日本や長崎の状況も含めて、興味深い。 2008-02-06

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2010/05/07

出島への出入りが許されている絵師 川原慶賀から見た、 長崎、オランダ人、商館長カピタン、遊女たち、そして、鎖国の時代。 シーボルトに認められ、シーボルトの眼となり、 世の中を見つめ事実を正確に描こうとする心と、 自分の目で見つめた世の中のウソとマコトを 思うように描きたいと思う...

出島への出入りが許されている絵師 川原慶賀から見た、 長崎、オランダ人、商館長カピタン、遊女たち、そして、鎖国の時代。 シーボルトに認められ、シーボルトの眼となり、 世の中を見つめ事実を正確に描こうとする心と、 自分の目で見つめた世の中のウソとマコトを 思うように描きたいと思う絵師としての 欲望のとの間で心が揺れる。 “光ダケナク、影モ描クノダ。正確ニ、オ前ノ見タ通リニ”  というシーボルトの言葉を感じたときに シーボルトへの信頼と絵師としてのプライドは絶対だと思った。 慶賀の視た世界が眼に浮かんだ。

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