商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会/ |
発売年月日 | 2005/06/24 |
JAN | 9784140054819 |
- 書籍
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ノアの子
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ノアの子
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
おそらくは戦時中にユダヤ人の子どもを匿って、諸国民の中の正義の人の称号を贈られたブルーノ神父をモデルにした小説。 訳者解説によると、信仰をテーマにしたシリーズの一冊らしい。
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ナチの嵐が吹き荒れるベルギー・ブリュッセル。父と母をナチに連れ去られたユダヤ少年達を寄宿舎でかくまうカソリックの神父。 ユダヤ人迫害を描いたものにしてはハッピーエンドといえるのかな。物語は現代のパレスチナ問題にまでつながっていて、戦争は終わっても戦いは続いているんだと考えさせら...
ナチの嵐が吹き荒れるベルギー・ブリュッセル。父と母をナチに連れ去られたユダヤ少年達を寄宿舎でかくまうカソリックの神父。 ユダヤ人迫害を描いたものにしてはハッピーエンドといえるのかな。物語は現代のパレスチナ問題にまでつながっていて、戦争は終わっても戦いは続いているんだと考えさせられた。
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ナチス政権によるユダヤ人迫害の真っただ中で、子供たちをかばったベルギーのカトリック神父の話。その手の小説はいろいろな人が書いているけれど、この本は単にユダヤ人迫害の悲惨さを強調するだけではなく、人間の宗教というものに対するあり方について考えさせてくれる。迫害されるものに手を差し伸...
ナチス政権によるユダヤ人迫害の真っただ中で、子供たちをかばったベルギーのカトリック神父の話。その手の小説はいろいろな人が書いているけれど、この本は単にユダヤ人迫害の悲惨さを強調するだけではなく、人間の宗教というものに対するあり方について考えさせてくれる。迫害されるものに手を差し伸べる、神父の型に嵌らない世界観。「私たちクリスチャンってのは、ひょっとしたらセンチメンタルなユダヤ教徒にすぎないのかもしれない・・・」それが神父として正しいかどうかではない。ただ、一人のクリスチャンとして、彼のようにありたいと心から思った。
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