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あなたと読む恋の歌百首 文春文庫
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あなたと読む恋の歌百首 文春文庫

俵万智(著者)

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あなたと読む恋の歌百首 文春文庫

726

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2005/12/05
JAN 9784167548056

あなたと読む恋の歌百首

¥726

商品レビュー

4

36件のお客様レビュー

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2023/08/30

どの短歌からも今を生きる喜びが。(例え胸が引き裂かれるような痛みを伴う恋だったとしても) そして、恋に、というより生きることそのものに全力な俵万智さんの生命力溢れるパワーが、解説の文章から。短歌と俵万智さんの相乗効果で、この本一冊から赤子のような生命力をみた。 普段「ヤバい」のた...

どの短歌からも今を生きる喜びが。(例え胸が引き裂かれるような痛みを伴う恋だったとしても) そして、恋に、というより生きることそのものに全力な俵万智さんの生命力溢れるパワーが、解説の文章から。短歌と俵万智さんの相乗効果で、この本一冊から赤子のような生命力をみた。 普段「ヤバい」のたった一言で完結してしまう私の生活を、見直していかなければなあ。

Posted by ブクログ

2022/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今年になるまで私は、全く短歌の世界に踏み入ったことがなかった。読む技術も書く技術も初心者中の初心者だが、俵万智の解説をもとにそれぞれの短歌と向き合っていると、「分かるわ〜」と心から頷く部分がいくつかあった。 「恋」と聞くと、つい乙女っチックで呆けたイメージを持ってしまうが、恋愛によって救われたり、教訓を得られたりということもあるのだと改めて思い知らされたように思う。 本気で思えば思うほど、少しのことにも敏感になって傷ついてしまうということは、恋愛における特徴の一つだと思うが、それでも思い切って行動を起こしたいと私も思った。

Posted by ブクログ

2021/05/30

家の本棚にずっと眠っていた本です。 朝日新聞の日曜版に1995年4月から1997年3月まで連載されていたもののようです。 文庫版あとがきによりますと、俵さんが30代の初めのころに編まれたものだそうです。 私は2012年に文庫版を買っていました。 恋の歌が100首に俵万智さんの鑑...

家の本棚にずっと眠っていた本です。 朝日新聞の日曜版に1995年4月から1997年3月まで連載されていたもののようです。 文庫版あとがきによりますと、俵さんが30代の初めのころに編まれたものだそうです。 私は2012年に文庫版を買っていました。 恋の歌が100首に俵万智さんの鑑賞文が見開きで二ページずつ載っています。歌人は旧くは1864年生まれの伊藤佐千夫から現在活躍中の1970年代生まれの歌人まで。 古臭い感じは全くなくしっとりとしたいい雨が降った後の初夏の山道を歩いているような気分で読みました。 歌もよかったけれど俵さんの鑑賞文も素晴らしいと思いました。 以下特に気に入った歌。 きみが歌うクロッカスの歌も新しき家具の一つに数えむとする   寺山修司 春芽ふく樹林の枝々くぐりゆきわれは愛する言ひ訳をせず   中城ふみ子 いつかふたりになるためのひとりやがてひとりになるためのふたり   浅井和代 一度にわれを咲かせるようにくちづけるベンチに厚き本を落して   梅内美華子 君の眼に見られているとき私はこまかき水の粒子に還る          安藤美保 ゆるされてやや寂しきはしのび逢ふ深きあはれを失ひしこと   岡本かの子 観覧車回れよ回れ想い出は君には一日我には一生           栗木京子 一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております   山崎方代 たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか   河野裕子 暖かき春の河原の石しきて背中あはせに君と語りぬ           馬場あき子 花水木の道があれより長くても短くても愛を告げられなかった   吉川宏志 白い手紙がとどいて明日は春となるうすいがらすも磨いて待たう   齋藤史

Posted by ブクログ

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