商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 思潮社/ |
発売年月日 | 2005/07/01 |
JAN | 9784783709541 |
- 書籍
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四元康祐詩集
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四元康祐詩集
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商品レビュー
5
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私のばかやろー なんでもっと早く読まなかったんだ 世界中年会議がとっても良かった。 私一人が中年を愛してもあんまり変わらんかもしれんが おっさんの人権を尊重しようとちょっぴり思った。 好きな詩がたくさんあったけれども、やっぱり噤みの午後が好きだ。 これには笑うバグは全篇入っているので、ほかのも全部読みたいと思った。 本屋さん行ってみよう。 言葉が、たぶん、四元さんのなかでとても、重い。 重いというか、詩があんまり大きすぎるのだきっと。 「国ではない、言語でもない『詩』が故郷。そんなことがあり得るだろうか。手で触れることはおろか、指さすことさえままならぬ『詩』というおぼろげな概念。それもひとつの土地に根差したものではない、無国籍的な都市生活に活けられた切り花のような『詩』を故郷と呼んで生きることが。」 私は自分の故郷がどこであるか、知っている。 でもそれがどこにあるのか、本当にあるのかさえわからない。 四元さんも自分の故郷がどこであるか、知っている。 それはおぼろげで、それでも確かに存在する。 そして到達するには言葉が必要だ。 ちょっと違うけど親近感を覚えた。 参考にできるかは分からないけど、彼のアプローチをもっと知りたいと思う。
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