商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2005/10/15 |
JAN | 9784104265022 |
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淳 それから
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淳 それから
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商品レビュー
3
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お子さんを亡くした後の心情を読んでいると苦しくなる。そこから少年法改正に向けて活動され、心が打たれた。私なら復讐のことしか考えられない。
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凶悪犯罪の遺族がどのように苦しみと向き合ってきたか。完璧に理解するのは無理だが、状況や感情の変化が伝わり、少しでも理解できた気になる。日々の暮らしの中で、いつ巻き込まれてもおかしくない犯罪。他人事ではない。 凶悪犯罪の加害者が賠償に応じるのは14%に過ぎず、命を金に換えるという...
凶悪犯罪の遺族がどのように苦しみと向き合ってきたか。完璧に理解するのは無理だが、状況や感情の変化が伝わり、少しでも理解できた気になる。日々の暮らしの中で、いつ巻き込まれてもおかしくない犯罪。他人事ではない。 凶悪犯罪の加害者が賠償に応じるのは14%に過ぎず、命を金に換えるという世間の批判の目、訴訟費用の負担も大きく、提訴を諦める被害者もいるらしい。土師はそれでも民事訴訟に踏み切る。マスコミや加害者家族からは詳しい状況が伝えられず、その事に不快感を強める。そうした延長線に、追い討ちをかけるよう、加害者の両親が手記を出版。気分が悪く、中止して欲しかったと。 少年 Aの『絶歌』も読んだ。光市母子殺害事件の遺族である本村洋氏に関する著作も読んだ。衝動的、いや計画的であれ、遺恨なしに他人を無差別に殺害する人間は、何かしらの欠陥があるとしか思えない。事実として、社会には確率論でそうした危険因子が存在する事。また、人間は万能では無いからこそ、更生に限界がある事を謙虚に認める法制度が必要ではないか。つまり、死刑反対と同レベルでの不完全さを論拠に、という事だ。そういえば、サムの息子法の日本版はどうなったのか。この国はまだまだ、被害者に対し、不条理だ。
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少年法、被害者へのケア、事件ののち、辛さを抱えながら、それらと向き合う被害者の父。 今、少年犯罪は毎日のように報道されている。少年Aを神のように崇める人まで現れ、被害者家族は辛い思いをし続けていると思う。 いろいろ考える。 なぜ少年は人を殺めることを選ぶのか、ふつうとは?倫理観と...
少年法、被害者へのケア、事件ののち、辛さを抱えながら、それらと向き合う被害者の父。 今、少年犯罪は毎日のように報道されている。少年Aを神のように崇める人まで現れ、被害者家族は辛い思いをし続けていると思う。 いろいろ考える。 なぜ少年は人を殺めることを選ぶのか、ふつうとは?倫理観とは?命の尊さを重さを、かけがえのなさを。
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