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病院で死なないという選択 在宅・ホスピスを選んだ家族たち 集英社新書
726円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 2005/07/20 |
JAN | 9784087202991 |
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病院で死なないという選択
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病院で死なないという選択
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商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
誰でも死ぬからこそ、…
誰でも死ぬからこそ、残りの人生をどのようにして生きるかを考えるうえで参考になる一冊である。
文庫OFF
p18 体力が弱ってくると、食事や排泄といったごく当たり前のことを自分でするのが難しくなってきますから、それが楽に出来るようサポートしてあげることが大切です。病状の変化に応じて、特別なケアが必要になったときには、医師や看護師がきちんとやり方を教えますから、特別な知識や技術がなくて...
p18 体力が弱ってくると、食事や排泄といったごく当たり前のことを自分でするのが難しくなってきますから、それが楽に出来るようサポートしてあげることが大切です。病状の変化に応じて、特別なケアが必要になったときには、医師や看護師がきちんとやり方を教えますから、特別な知識や技術がなくても、誰にでも出来ることです。 p145 最愛の人をなくして悲しみの真っ只中にいる、そのときに、親族間で揉め事が起こるのは、実はよく聞かれる話である。故人との別れを悲しむ気持ちは同じなのに、それぞれの思いが複雑に交錯してしまうのであろうか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「在宅・ホスピス関係の本を持って来て」 と夫に言われ、急いで書評を見て選んだ数冊。 その中にあったらしい「大ヒットの本」。 私も読みました。 末期がん患者を在宅またはホスピスでケアするということ、 今まで全く考えたことのない分野でした。 人は病院で亡くなる物だと思っていました。 でも、そうじゃない洗たくもあるんですね。 決して病院で亡くなることを否定しているつもりはありません。 ここには末期がんの家族を在宅またはホスピスで看取った10の実例が書かれています。 本の中に書かれていなかった色んな課題もあるのだと思う。 それでも、いい部分を書くと、 終末期の在宅のいいところは、 最後までその人の役割を果たせるというものなんだなと思います。 病院に入院した時点で「患者」という位置づけになるけど、在宅だとずっとお父さんはお父さん、お母さんはお母さんとしてそこに存在していられる。 このことを通じて得られる精神的な安心感が病気の進行を止めるとは思わないけど、きっといい影響を与えているんだなと思います。 そして在宅医療というのは、もちろん本人が 「家にいたい」という気持ちを尊重してのことですが、 家族の「ここにいさせてあげたい」という気持ちも、同じぐらい強いものなんだなと思いました。 奥さんと手を繋いで亡くなったご主人や、 最後にご主人に「愛してる」と言って亡くなった奥さんの話を読んで、 支える側も・支えられる側も悔いなく(というわけにはいかないだろうけど)最後 を迎えられる、 それが在宅医療の素晴らしいところなんだなと思いました。 命はいつか終わる。 だから一生懸命生きたい。 読み終わったとき、そんなことを感じていました。
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