マチルダは小さな大天才 ロアルド・ダールコレクション16

ロアルド・ダール(著者), 宮下嶺夫(訳者), クェンティンブレイク

• 販売会社／発売会社: 評論社
• 発売年月日: 2005/10/03
• JAN: 9784566014251

商品レビュー

2010/05/28

その名の通り、マチル…

[文庫ＯＦＦ]

その名の通り、マチルダは小さな大天才です。しかし両親や、学校の校長先生など、周りの大人たちは最低最悪。そんな中、大天才のマチルダの眼に、不思議な力が宿り――。ロアルド・ダールの本の中でも特別好きなお話です。

2010/05/28

アメリカの童話、最低…

[文庫ＯＦＦ]

アメリカの童話、最低の両親や最低の校長先生に囲まれながらも、最高の頭脳を駆使して頑張る少女の物語。

2024/11/02

2023年に26刷として発行された奇麗な本を図書館で見つけたので借りてきました。
4年程前から読みたいと思っていた本書、こんなきっかけで読むことに。
頭の回転の良い子供が泥棒を撃退する「ホームアローン」という映画があったが、似たような物語。

高圧的な言葉や暴力による支配をおこなう大人。
それが身近な存在の親や学校の先生なのだ。
そんな傲慢な大人に抵抗し、ユーモラスな要素を加えて報復する子供たち。

悪い大人たちを知恵を絞ってやっつける代表格が天才少女マチルダだ。
マチルダだけでなく、勇気を持って抵抗する子供たちが何人も登場する。
これは、子供には受ける！

最初の話が「本を読む少女」で、マチルダが天才になった理由として、読書の大切さをアピールしている。
この本を読む子は読書好きなのだろうが、ますます本が好きになりそうだ。

ロアルド・ダールは面白い。
「チョコレート工場の秘密」も読んでおこうか。