商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎/ |
発売年月日 | 2005/05/25 |
JAN | 9784344007840 |
- 書籍
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てるてるあした
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てるてるあした
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商品レビュー
4
84件のお客様レビュー
この話大好きです。 とても感動しました。 不幸で文句が多い主人公に、ほんのり怖く不思議で、悲しいけどとても良い話でした。
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子供じみて狂った金銭感覚の両親から放り出され、身寄りの居ない佐々良という土地の久代さんの家に辿り着いた照代。 他の子が当たり前に持つ衣食住がなく、親のせいで通えなくなった高校、連絡の取れない両親…突然の理不尽に15歳の女の子にとっては辛くて悔しくて心が割れるような想いだったろう。...
子供じみて狂った金銭感覚の両親から放り出され、身寄りの居ない佐々良という土地の久代さんの家に辿り着いた照代。 他の子が当たり前に持つ衣食住がなく、親のせいで通えなくなった高校、連絡の取れない両親…突然の理不尽に15歳の女の子にとっては辛くて悔しくて心が割れるような想いだったろう。 前を向けたかと思えば、途端に泣き崩れてしまう心の不安定。 そんな照代に久代さんは決して優しい言葉をかけなかった。 正しくは掛けられなかったのかもしれない。 厳しく、その時の照代に必要な事をピシャリと言ってのける。照代が強くしっかり生きていけるように。 分かりづらい優しさだけど、確かに照代には伝わっていて、彼女はきっと笑顔でこれからの人生を強く生きていけると思う。大丈夫、自分が変われば周りも世界も変えていける。
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幽霊の正体とかは途中でぼんやりわかってくるが、全体の話の流れがとても良い。実際照代のような人が賢く産まれる確率は凄く少なくて、そこが連鎖になっていく原因なんだろうけど。 一人でも多く、本を読まない子を減らして行きたいと思います。少なくとも本が好きなら何とかなるかもしれないから。
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