社長、あなたは数字に甘すぎる。 会社をゼッタイ潰さない野田式「細胞経営」のススメ

野田栄一(著者)

• 販売会社／発売会社: あさ出版/
• 発売年月日: 2005/05/27
• JAN: 9784860631017

商品レビュー

2012/07/08

顧客に近い工程ほど、経費が加算されている。だから顧客に近い工程ほど、ロスも多い。

人件費+経常利益は、会社4:社員6で分配するとよい

会社4のうち最大50％を社長や役員報酬にまわしてよい

ボーナス支給額の考え方
前期ボーナス支給額+今期の経常利益の3分の1。イメージとして、ボーナス、会社の内部留保、国への税金の3者に割り当てる感じ。

一般に、人件費(人一人雇うのにかかる経費)の70％が給料。

粗利の40％が人件費、その他経費が50％、経常利益が10％、が基本。
社員一人がこの基本比率を達成しようとすると、給与(人件費×0.7倍)の3.6倍の粗利を稼ぐ必要がある。
社員は給与の4倍稼げ、の経験則はけっこうあたってる。

粗利に占める人件費の割合(労働分配率)の理想値は、40％。48％を超えると危ない会社。

人件費と経常利益の合計に占める人件費の割合(付加価値)の理想値は、80％。95％を超えると危ない会社。