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虐待 沈黙を破った母親たち 岩波現代文庫 社会114
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 2005/05/17 |
JAN | 9784006031145 |
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虐待
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
虐待防止法ができる前に書かれたものなので、ちょっと情報は古い。でもやっぱり同じなんだよな。結局連鎖ってことなのか。しかしプロローグに書かれている、親の立場からも考えてほしいと発言したお母さんは素晴らしいと思う。その勇気たるや。4人の虐待していた母親の話が書かれているけど、父親には1人も取材できなかった、というのが現実を表している。父親の方が隠したがるのだ。結局母親に押し付けて。まだ初期に書かれただろうに、身体虐待だけじゃなく、親の期待でがんじがらめにされていたのも虐待だときちんと書かれているのが素晴らしいと思う。こういう親子はまだまだ多そうだもんな。
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虐待をする側にたった視点からのルポ。 あと少し、誰かの助けがあっただけで子供も親も救われていた事例があって、切なくなる。 「人の顔色をうかがったりしないで自由気ままに要求を言ってくる。それが自分の子供の時に出来なかったこと、だから許せなくて虐待に走ってしまう」事例など、その親の悲...
虐待をする側にたった視点からのルポ。 あと少し、誰かの助けがあっただけで子供も親も救われていた事例があって、切なくなる。 「人の顔色をうかがったりしないで自由気ままに要求を言ってくる。それが自分の子供の時に出来なかったこと、だから許せなくて虐待に走ってしまう」事例など、その親の悲惨な環境もあり、虐待報道の視点も一面的でないことが分かる。 「子供たちが親の期待や要求を満たそうと行動することは、自分の心を抑圧し深く傷つけてしまう」というミラーの一文は、その通り。 また裁判などで虐待は反省すれば治るというような趣旨が出ていることに対して、虐待は病理であることとの根本的な間違いなど、日本がいかに虐待に対しての基本的認識がないかも指摘されている。 再読本だが、実に有意義な一冊。
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虐待はもちろん悪いかもしれないけど、やっぱり虐待する側の話も聞くべきだと感じました。色んなケースが母親の視点を交えて書かれています。
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