商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2005/05/12 |
| JAN | 9784000074414 |
- 書籍
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エピジェネティクス入門
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エピジェネティクス入門
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エピジェネティクス DNA配列の変化以外のメカニズムによって引き起こされる遺伝子活性の変化を対象とする研究です。 佐々木 裕之 (ささき ひろゆき、1956年9月17日 - )は、日本の遺伝学者、分子生物学者、医学者。九州大学名誉教授、九州大学特別主幹教授。専門はエピジェネティ...
エピジェネティクス DNA配列の変化以外のメカニズムによって引き起こされる遺伝子活性の変化を対象とする研究です。 佐々木 裕之 (ささき ひろゆき、1956年9月17日 - )は、日本の遺伝学者、分子生物学者、医学者。九州大学名誉教授、九州大学特別主幹教授。専門はエピジェネティクス(遺伝子制御の長期記憶)。2015年紫綬褒章受章。日本におけるエピジェネティクス研究の草分けで、ゲノム刷り込み(ゲノムインプリンティング)現象をモデルとして、エピジェネティクスの機構の解明に貢献した。九大退職後、遺伝研究の集大成としてクラウドファンディングを募り、長年気になっていた三毛猫の毛の色の謎解きを行っていたが[1][2]、2025年に仕組みを解明した[3]。特定領域研究・領域代表者、CREST・研究代表者、特別推進研究・研究代表者、日本医療研究開発機構CREST/PRIME・研究開発総括、日本エピジェネティクス研究会・代表幹事、日本分子生物学会・副理事長、日本学術会議・連携会員・正会員、国際ヒトエピゲノムコンソーシアム・運営委員、情報・システム研究機構・経営協議会委員などを歴任。 ヒトゲノムの完全解読からちょうど一年経った二〇〇四年四月、東京農業大学の河野友宏教授らは、父親のいない単為発生マウスの作成に成功したと発表しました。単為発生とは、卵子が精子による受精を経ることなく個体を作ることをいい、ずっと哺乳類では不可能だと考えられてきたことです。河野教授らは二匹の雌マウスから採取した卵子に人工的な操作を加えることで、二つの母親由来ゲノムを持つ単為発生マウスを得ることに成功したのです。この研究は新聞やテレビによって、雄いらずのマウスとして報道されました。ちなみにこの雌マウスは「かぐや」と名づけられ、無事に成長して子どもを出産したそうです(図15)。 じつは、生物の世界で単為発生はそう珍しいことではありません。昆虫をはじめ、魚類、は虫類、そして鳥類でも、受精していない卵子から正常な個体が得られることが知られています。単為発生というのは、短期的に見れば簡単に子孫を作るよい方法のように思われますが、長期的に見れば母親と同じクローンを大量生産することになりますから、さまざまな環境に適応できるように遺伝的な多様性を保つことができる有性生殖より不利です。ですから、これらの生物もふつうは受精による生殖を行うのですが、特別な系統に属するものや、特殊な状況下(たとえば、交尾の相手が見つかりにくいなど)では単為発生によって子孫を残すのです。 エピジェネティクスがさまざまな生命現象と深く関わるということは、その仕組みに異常があると病気が起こる可能性を示しています。そして、そのとおり、近年になってエピジェネティックな病気がいろいろ見つかりました。そのうちのいくつかを紹介しましょう。 新規型DNAメチル化酵素遺伝子の一つ、DNMT3Bに突然変異が起こると、ICF症候群という稀な遺伝性の病気になります。ICFとは免疫不全(およびそれに伴う感染症)、セントロメア(動原体、染色体の一部で、細胞分裂に際して染色体の分配に関わる部分)の不安定性、特徴的な顔つきという三つの主症状の頭文字をとって名づけられたものです。この新規型DNAメチル化酵素遺伝子は20番染色体上にあり、この病気は常染色体劣性遺伝を呈します。患者のDNAを調べてみると、染色体のセントロメア近傍にある、サテライトDNAと呼ばれる繰り返し配列のメチル化が消失していました。正常な状態では、この部分は高度にメチル化されています。
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私が大学にいるときにはまだよくわかっていなかったと思われるエピジェネティクスの入門書、読了 ゲノムインプリンティングって言葉は聞き覚えがあったので、おそらく授業でやったのではないかな?と思う 父親若しくは母親由来であるという刷り込みが付けられるという話は面白い。 二対のうちど...
私が大学にいるときにはまだよくわかっていなかったと思われるエピジェネティクスの入門書、読了 ゲノムインプリンティングって言葉は聞き覚えがあったので、おそらく授業でやったのではないかな?と思う 父親若しくは母親由来であるという刷り込みが付けられるという話は面白い。 二対のうちどちらかだけ転写される遺伝子もあれば、細胞ごとにランダムに選ばれてどちらか転写される遺伝子もある それをまた何かが決めているんだろうな 奥深い 単為生殖によるマウスの話も気になった 周りの状況によって留保されているのだとしたら、賢い方法だな 引用 生物は使える道具はなんでも利用して生きています。 しかし、一度その道具に依存したシステムを作って利用を始めると、今度はその道具なしには生きてはゆけなくなってしまう危険性があるのです。(中略)生物はゲノムを操る便利な力を手に入れた瞬間から、その力によって操られる運命をも背負ってしまったのです。 備忘録 X染色体上には生存に必要不可欠な遺伝子がたくさん乗っている(YYじゃ生きられない) エピジェネティクスはメチル化 クローンは双生児より遠い
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「エピジェネティクス」とは知らない言葉でしたが、これは「エピ」+「ジェネティクス」に分解でき、「エピ」は「後」、「ジェネティクス」は「遺伝学」と言うことだそうです。説明聞いても「?」という感じですね。 生物の形態は遺伝子(DNA)で決まります。それは間違いありませんが、しかし、D...
「エピジェネティクス」とは知らない言葉でしたが、これは「エピ」+「ジェネティクス」に分解でき、「エピ」は「後」、「ジェネティクス」は「遺伝学」と言うことだそうです。説明聞いても「?」という感じですね。 生物の形態は遺伝子(DNA)で決まります。それは間違いありませんが、しかし、DNA だけですべて決まるものでもないのです。確かに一卵性双生児であってもそれぞれちょっとずつ違いますよね。DNA をどう使うのか、または、使わないのか、など、DNA 以外で決まる領域もたくさんあるのです。なるほど、、、 サブタイトルに「三毛猫の模様はどう決まるのか」とありますが、これもエピジェネティクスによって決まるとのこと。これは発生初期にランダムに決まり、それがそのまま維持される、と。なるほど。 後半はちょっと専門的になって付いていくのがしんどい感じがしましたが、でもなかなか面白かったです。
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