1,800円以上の注文で送料無料

熱狂、恐慌、崩壊 金融恐慌の歴史
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

熱狂、恐慌、崩壊 金融恐慌の歴史

チャールズ・P.キンドルバーガー(著者), 吉野俊彦(訳者), 八木甫(訳者)

追加する に追加する

熱狂、恐慌、崩壊 金融恐慌の歴史

3,080

獲得ポイント28P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞社
発売年月日 2004/06/10
JAN 9784532350987

熱狂、恐慌、崩壊

¥3,080

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2015/10/24

「短期金利が1%にまで低下すると、たとえば東京で1%という低金利で資金を調達し、ニューヨークで3、4%の金利で投資するといった、「キャリートレード」が行われるようになった。」 恐慌の歴史の本。ヨーロッパの事例を中心に、なにが原因でどのように終息したか書かれている。大抵の問題は、...

「短期金利が1%にまで低下すると、たとえば東京で1%という低金利で資金を調達し、ニューヨークで3、4%の金利で投資するといった、「キャリートレード」が行われるようになった。」 恐慌の歴史の本。ヨーロッパの事例を中心に、なにが原因でどのように終息したか書かれている。大抵の問題は、欲に溺れた市民が新規参入してきて、なんらかのネガティブ情報で全員が資金回収を考え出し、恐慌が起きる。そして、彼ら全員に資金が十分行き渡るという情報が広まれば恐慌は終わる。つまり、欲に駆られる、不安になる、安心する、終わり、という感じだ。 問題は、資金が十分にあるという安心感を与える存在が誰であるか、というものである。そもそも、最後の貸し手は必要なのか。最後の貸し手が現れるだろうという観測が金融業界にモラルハザードを引き起こしたのではないか。もちろん、最後の貸し手が現れなかったから、リーマンブラザーズは倒産した。しかし、その結果の恐慌を見て、アメリカは最後の貸し手を出現させ、AIGを助けた。やはり、最後の貸し手は必要なのだ。難しいのは、適切なタイミングで適切な量の供給だ。

Posted by ブクログ

2005/08/08

バブル崩壊の資料としてw 難しいけど、これが人間の営みから生まれたことだと考えれば、とても感慨深いし、おそろしい。 市場は人間の欲望を表す鏡。人間間のシンクロによって、恐慌が起きるってことです。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品