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ふたりの熟母 禁じられた贈りもの フランス書院文庫
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ふたりの熟母 禁じられた贈りもの フランス書院文庫

牧村僚(著者)

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ふたりの熟母 禁じられた贈りもの フランス書院文庫

597

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院
発売年月日 2004/06/10
JAN 9784829612798

ふたりの熟母

¥597

商品レビュー

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2012/10/17

官能的に物足りない

「黒本」で『熟母』との表記がある場合、読み方は何故か「うれはは」で統一されている。そして、2004年の作品について2012年に評するのはアンフェアかもしれないとさえ思える官能描写の違いを感じる。仮に無節操極まりなくともイマドキの先生方はストレートな描写なんだな~と思わずにいられな...

「黒本」で『熟母』との表記がある場合、読み方は何故か「うれはは」で統一されている。そして、2004年の作品について2012年に評するのはアンフェアかもしれないとさえ思える官能描写の違いを感じる。仮に無節操極まりなくともイマドキの先生方はストレートな描写なんだな~と思わずにいられない。何しろ合体場面が最後の最後にチラッと出てくる、それも2組の母子カップルで脇役の方が目立っているのでは、物語の良し悪し云々の前に物足りなく、実母相姦・姉弟相姦(の場面もある)の矜持を保つことに意義を持たせる作風と割り切るしかあるまい。しかし、であるならば、何故に登場人物の誰もがこうも肯定的に捉えているのかとの矛盾も発生する。妄想はOK、しかし実行は極力NG。でも……できることならその一線を越えてみたい……そんな作品である。 さすがに「ふともも作家」の異名を得るだけの場面は随所に見られる。脚を組み変える描写の多用で美脚を表現し、魅惑的な「ふともも」の存在を強調している。それに何より美母の描き方が秀逸で、地の文で説明するのではなく「アナタのお母さんは美しい」旨の台詞で語らせる上手さがあった。 2組の母子に加えて、これらに絡む2組の姉弟がおり、全体の蝶番の役目を果たす女教師も登場する多彩な顔ぶれが重層的に交錯する展開の良さはあったが、エピローグは少々蛇足にも思えた。 牧村作品信奉者のお歴々には申し訳ないところだが、今回は冷静に判断させていただいた次第。

DSK

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